最もよく聞かれることが「他の乳酸菌とどう違うのか?」ということ。
社会的農業にとって欠かせない “乳酸菌の機能性について” ご紹介します。
NS 乳酸菌と他の乳酸菌との違い
① タンパク分解ができる乳酸菌が配合されている
繊維分解や糖デンプン分解能力のある乳酸菌はこれまでにもありますが、NS 乳酸菌の場合はタンパク分解能力に強みを持つ菌種(NS -8)が配合されていることにより、現代の畜産における濃厚飼料のタンパク源の消化性を上げることが可能となります。
それにより「生産性の向上」と「悪臭問題」に寄与することができるのです。
② 乳酸 “桿菌(かんきん)” である
一般的な乳酸菌の球菌はすでに腸内にたくさんあり、わざわざ摂取する必要はありませんが、NS 乳酸菌はもともと腸内に少なく、良い菌である桿菌の中で最も大きい菌(球菌の10倍~100倍の大きさ)で、遺伝子の数も多く、ビタミンなどを多くつくる生きた菌です。
また、安全で効果が出る乳酸菌とは、培養した原料が安全であるかどうかが、とても重要です。NS 乳酸菌は100%有機栽培の植物だけで、動物の遺伝子や農薬が全く検出されない培地を作り培養しているので、安全が保証されています。
③ 全て生菌商品
市場にある商品は死菌商品が多い中、NS 乳酸菌商品は全て生菌で製造されています。
死菌も腸内で善玉菌の餌になるので良いものではありますが、生菌にこだわることで元々腸内に存在していた有用菌が増えるだけでなく、腸内環境を整えるにあたり必要な有用菌をバランスよく増殖させることができるのです。
他の菌との混合は不要
乳酸菌添加飼料のほとんどは、乳酸菌だけでなく他の菌(枯草菌・酪酸菌など)が配合されています。
これは乳酸菌だけでは機能性が弱く、他の菌を配合することでバランスを整える必要があるためです。NS 乳酸菌の場合は乳酸菌3種しか配合されていませんが、乳酸菌そのものの機能性が高いため、堆肥の発酵過程と同じように、体内で乳酸菌がリードして他の有用菌も増殖させることができるため、乳酸菌のみの配合でも十分に腸内環境を整えることができます。
他の菌との併用について
NS 乳酸菌は共生性の乳酸菌のため、他のどの菌と併用しても問題はありませんが、前項の理由により他の菌を併用せずとも体内で共に他の菌も活性化し、繁殖・増殖しますのでコスト削減に貢献することができます。
効果が出る=(乳酸菌に限らず)有用菌のバランスが整っているということが必要であり、何よりの証拠になるのです。