【Essen Interview #3】未知への挑戦が生む未来──WithDriveの急成長を支える、創業メンバーの挑戦と責任
“「裁量があり、挑戦を楽しめる環境を求めていました。橘の行動力とEssenの未来に可能性を感じ、ここでなら自分らしく働けると確信しました。」”
今回のEssen Interviewは、創業メンバーとして広告事業部で主にオペレーションを務める鎌倉 晋太朗氏にインタビュー。大手通信建設会社で施工管理をしていた彼が、なぜEssenにジョインしたのか。
未知の領域に飛び込む中で感じた仕事のやりがいや、これからの挑戦について伺いました。
Chapter1. 裁量を求めてEssenへ
ー 鎌倉さんは元々大手通信建設会社で施工管理をされていたそうですね。Essen参画のきっかけを教えてください。
大手通信建設会社で施工管理をしていましたが、業務範囲が固定されていて、もっと裁量を持っていろいろ挑戦したいと感じていました。そんな時に、大学時代から知っていた橘と再会し、彼が立ち上げようとしていた事業に魅力を感じました。Essen設立前からピッチ資料作成やドライバーの手配などの色んな仕事の手伝いをしていました。
当時は「裁量のある環境で働きたい」という思いが強くて、仲間と一緒に0から何かを作り上げるのが、自分の気質にも合っていてとにかく楽しかったですね。
自分のアイデアを直接事業に反映できる環境が心地よく、自然とジョインする流れになりましたね。
ー 元々大手にいらっしゃったと思いますが、不安などはなかったのでしょうか?
あまりなかったかもしれません。当時から裁量持って動きたいと思っていたので、橘と経営合宿に行ったり、シェアハウスで一緒に住んだり、何かと一緒にやることが多かったので、気づけばEssenの一員になっていた感じです。
不安というよりも、自分がしっかりと結果を出すことで、次に入ってくる仲間たちが安心してジョインできる環境を作りたいという気持ちが強かったです。
Chapter2. 未知の領域に飛び込み、成長する日々
ー 入社後はどのような仕事を担当されているのですか?
現在は、広告事業でオペレーション全般を幅広く担当しています。営業部が契約したクライアントの与件を整理して引き継ぎ、サービス提供やプロジェクトマネジメントなどのオペレーションを担当しています。また、広告事業以外でも顧客との提案資料作成や動画制作の監修など社内から外部に出すもののほとんどについてデザイン作成を行うなど、多岐にわたる業務を担当しています。1社目でやっていたこととは180度違い、初めての挑戦ばかりでしたが、新しいものを生み出し、それが世に出た瞬間の達成感は何事にも代えがたいですね。
ー当時の印象に残っている仕事はありますか?
大阪で開催された芸術イベントの広告案件を提供した時が印象に残っています。
まだサービスが売れていない中でしっかりと実績を作りたいタイミングでの案件だったのですが、その時、提供するための車両がまったく足りていなくて…。とにかく必死でした。
大阪に2週間ほど泊まり込んで二人で手分けして1日3〜4回ほど交流会に参加したり、車両を持っていそうな人を探してお願いしたり。最終的に橘の親戚にも協力してもらったりして、なんとか車両広告を出せる状態に持ち込みました。今では笑い話ですが、当時は本当に必死でしたね。こういう挑戦があったからこそ、サービスが少しずつ形になっていくのを実感しましたし、自分の仕事への達成感にもつながりました。
ー なかなかのハードシングスですね(笑)他にもあったりされますか?
ハードシングスの連続です(笑)。
特に最近だと、短期間でプロジェクトを形にする必要がある場面が続いています。再来週には広告提供を開始しなければならない、なんてこともありますね。今年の10月・11月には、同時進行で3つの広告案件が重なりました。
営業部が新しい企画を盛り込みつつ、形にしてくれた案件ですので、必ずやり遂げたいと思いました。提供したことないものをどう実現していくか?を考えながら同時に提供を進める手を動かさなければならないので、正直、非常に多忙でしたが、その分やりがいも感じました。初めてお取引する業者やエリアでのプロジェクトでは、スケジュール通りにいかないことも多いです。でも、そこで柔軟に対応することで新しい発見もあります。
とはいえ、一人でできる範囲には限界があるので、今後はチームとしての力をもっと強化していきたいです。
ーWithDriveのロゴも鎌倉さんが作成されたと聞いています。元々デザインが得意だったのですか?
いえ、全然得意ではありませんでしたし、デザインの基本もわかっていませんでした(笑)。実はこれが初めての経験です。ただ、当時からチラシや資料作りは好きだったので、『やってみよう』という感じで始めました。
まずはイラストレーターを使うところから勉強しました。そして、橘に何度もロゴ案を見せて、そのたびに『ここを変えてみよう』『もう少しこういう感じで』とフィードバックをもらいながら、試行錯誤を繰り返しました。会社設立初期にはピッチ資料や営業用のチラシを作るところから始まり、名刺やロゴ、広告の入稿データまで、いろいろなクリエイティブに関わりました。
ー逆に前職での経験が活きたことなどもあったのでしょうか?
前職では、施工管理の仕事を通じて『厳密なルールを守る』ということを徹底的に学びました。その経験は、今の仕事にも活きています。施工管理の業界では、ルールとそれを順守したマニュアルがどの業務にも存在し、それが従事者の安全や働きやすさに繋がっています。ラッピング広告を手配する施工業者やドライバーの方など、外部の方と関わる際は、ルールやマニュアルを明確に定めて、働きやすい体制を整えて上げることが身体に染み付いているのを感じます。前職で培った慎重さやコンプライアンス意識の高さは、今の仕事の土台になっています。
Chapter3. 未来のEssenと挑戦への思い
ー 鎌倉さんが考える、これからのEssenとは?
広告事業の拡大はもちろんですが、個人向けのサービスとして本格的に展開していきたいと考えています。実例として、スポーツチームのファンが自分の車にそのチームのデザインを施すようなプロジェクトがあります。個人の熱量を事業に活かすことで、企業だけでなくファンや個人も参加する「三方良し」のビジネスモデルを広げたいと思っています。スポーツチームのデザインが車に施されるだけで、ファンは喜びますし、実は「運転が丁寧になる。」という意見もあるんです。こうした個人からのダイレクトなフィードバックは、やりがいに直結しますね。
その他、eスポーツの大会を支援したり、ファンが直接関わるイベントを増やしたり、そういう展開にはまだまだ伸びしろがあると思います。
未完成のサービスを一緒に育てる面白さを、もっと多くの人と共有していきたいですね。
あとはEssenの技術を活用して、自治体や国と連携し、渋滞解消に取り組むなど、社会にポジティブなインパクトを与えたいです。広告事業を軸にしながらも、データ活用や自治体との連携を通じて、新たな社会価値を創出するビジネスに挑戦していきたいと思っています。
ー そんな中でどんな方と一緒に働いてみたいですか?
年齢や業界での経験は関係ないと思っています。
むしろ、自分の経験を基に新しい提案をしてくれる人は素晴らしいなと感じます。
例えば、会社やサービスを聞いて、『自分のスキルでここを補えます』『こういう視点が足りないのではないか』といった建設的な提案ができる人。そういう方と一緒に働きたいと思います。
あとはEssenが上場を目指している以上、そのビジョンを共有し、自分の事業として捉えられることも重要だと思います。自分で考え、自ら行動できる人が理想ですね。自走力がなければ、この環境では正直なところ厳しいと思います。ただ、言われたことをただこなすだけではなく、新しい展開や価値を生み出していける人が合っていると思います。
ー 最後にこれを読んでくださっている方へメッセージをお願いします。
私も、未経験の挑戦ばかりでしたが、なんとか成功させたいという思いや責任感を持ってやってきました。それさえあれば、どんな困難も乗り越えていけると信じています。これまでの経験を活かして、世の中をより良くしていける仲間に出会えるのを楽しみにしています!