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E-gatesの社長ってどんな人???

こんにちは!E-gatesでインターン中の山口です!

早くもE-gatesに来てから4ヶ月が経ちました。あっという間でした。”会社の右腕”はおろか、親指第一関節にも満たないな、と自身の力不足を嘆きつつ、日々CEOである笠井綾子さんからの指導に耐えている(笑)次第です。

弊社でのインターンシップでは、学生への裁量を最大化することによって、社会人としての心構えや考え方を身に着けることができる最高な機会を得ることができます。

日々、笠井綾子さんには驚かされると同時に、多くのことを勉強させて頂いております。将来的にはこんなビジネスパーソンになりたいと心から思えるような方であり、常に自分の目標でもあります。

そこで今回は、弊社のことをもっと皆様に知っていただくために、弊社のウルトラ敏腕社長である綾子さんにインタビューをしてみました!

以下:山)山口 笠)笠井

山)改めて本日はよろしくお願いします。何気に僕が知らないことも多いのでガンガン聞いていきますね笑

笠)仕事でインタビューすることはあるけど、いざされる側になるとなんか緊張するね(笑)

山)早速ですがE-gatesについて教えてください。何年目の会社ですか?

笠)登記から5年半です。最初1年半は育児に忙しくて会社としてのお仕事ができたのは実質4年ほどです。

山)5年半の間にさまざまなお仕事に取り組んでいらっしゃいますね。

笠)そうですね。いろんな方とのご縁を大切に、これまで様々な業務をさせていただきました。中心となっているのは日本からルワンダや東アフリカにいらっしゃるお客様の調査依頼や現地プロジェクトマネージメントです。アフリカにいるからこそできる仕事は何でもやってきました。

最近では、医療機器事業にも取り組み、アフリカの小さな命を守る事業を成長させるべく、日々奮闘しております。

山)では次は、まさにデキる女という言葉がぴったりな綾子さんについて教えてください。学生時代はいかがでしたか。

笠)遊んでました。笑 ほんとに何もしてませんでしたね~。遊び歩いていました(笑) だからうちに来てくれるインターンの子たちを見てよく感心します。しっかりしてるなーって。

山)つまり僕もそのうちの一人ということですねありがとうございます(笑)

笠)はい。笑 あとはバックパッカーをしていましたね。大学3年の夏休みにアジアとヨーロッパを1ヶ月半かけて周遊していました。そのあともいろいろ周ってたのですが行った国は35か国もあってあまりよく覚えてないですね。

山)これずっと僕も疑問に思っていたのですが、そもそもなぜルワンダなのですか?(笑)

笠)もともとアフリカで働きたいなと思っていたんですよね。そこで日本にいるときにたまたまケニアで日本食レストランを出店するお話があって、前職で外食産業を経験していた私はキタコレ!状態だったんです。でもその後いざ行こうという時に長女の妊娠が分かって、その話は諦めざるを得なくなったんです。さすがにケニアで第一子初孫は親が許しませんでしたね(笑)

そこでそのご縁を下さった方に聞いてみたんです。「アフリカで働ける場所ない?」って。そこで見つけたのがルワンダナッツという会社でした。それで夫に「ちょっと履歴書出して」と言いました。

山)え、夫の仕事変えちゃったんですか?しかもアフリカ??

笠)そうなんです。笑 私が働けないなら夫に働いてもらおうと。笑 これについてきた夫はすごいなと本当に尊敬しています。普通の人間であれば断ったと思います。当時夫は日本で公認会計士としていわば良いお仕事をしていました。でもやめさせてしまいました(笑)

山)(え…お…鬼嫁ぇ…)よくついてきましたね。それで家族そろってのルワンダ行きが決定したんですね。

笠)そうです。夫はルワンダナッツで働き、嫁の私は家で育児というワンダフルルワンダライフがスタートしました。でも最初は生活の基盤を固めるのにかなり苦戦しました。騙されたり、お金を盗られたり…安定したと言えるまでに1年かかったんです。本当に大変だったんですよ。

山)ルワンダは治安いいと聞きますが、それでも大変だったんですね。

笠)ルワンダってビジネスしやすいランキングアフリカで2位なのですが、とてもそうは思えませんでしたね。笑 実はここでの苦労がきっかけで弊社E-gatesができたんです。ルワンダないしは東アフリカでビジネスを始めようとする人たちを助けよう、私たちのような苦労することのないように、と。ただ、安全で気候もいいので、子供と一緒に暮らすにはとてもいいところですね。

山)なぜアフリカにこだわるのですか。

笠)成果とそれに伴うやりがいが大きいからです。青年海外協力隊としてジブチで就職支援活動していた時の話です。当時は若い女性が就職するのはほぼ不可能な状況だったのですが15人中7人の就職を実現させることができたんです。人生そのものを変えるような大きなインパクトで私自身にとっても大きなやりがいでした。こういった大きなインパクトを与えられるのがアフリカだと思います。


山)E-gates設立から5年半ですが今までで一番大変だったことはなんですか。

笠)んー。ないですね(笑) 意外とE-gates始まってからは大変だと思ったことはないですね。一番大変だったのは間違いなく出産です(笑) 初めて死ぬかと思いました。死ぬというのは大げさですかね。死ぬほど痛いが正しいかな。母が強い理由がわかりました。

山)自分は母のお腹の中から、丸二日出てこなかったというエピソードを母から聞かされた時、母の力というのは偉大だと感じました。これに関連して、最近はAI技術を活用した産婦人科関連のプロジェクトをアフリカ現地で展開されていると思うのですが、具体的にどのような事業内容なのか、教えていただいてもよろしいでしょうか?

笠)産婦人科で出産時に胎児心拍を観察する機械があるのですが、(CTGという)その機械のデータを自動判読するAIの開発に取り組んでいます。日本と比較して圧倒的に出産数の多いアフリカのデータを利用し、先進国にも適用するAIシステムの構築を目指しています。現在は既存のCTGに搭載する「AIエンジン」部分の開発を進めています!

山)おおなるほど!子供たちの未来を守ることに直結する仕事ですね!会社としてはどのような人材と一緒に働いていきたいと考えていますか?

笠)互いのスキルを補完し合い、異業種の人と協力しながら、「途上国を中心に救えるはずの小さな命を救う」という最大の目標に対して、細かくも丁寧な仕事を継続してできる人と一緒に働きたいですね!大きな夢を実現するためには、「日々の行動の積み重ね」と「大きなビジョン」を両方常に見続ける必要があります。大きなビジョンの割に、それを実現するための作業が地味だと、どうしてもモチベーションや熱意を維持することが難しくなるのですが、そのつらい時を上手く楽しんで乗り切れる方と一緒にお仕事したいです。

山)綾子さんがつらい時を社員の方々と一緒に乗り切るために、醸成しようとしている社内の雰囲気や環境はどのようなものですか?

笠)辛いことを楽しむためには、いいチームの存在が必要ですよね。いいチームを作るために、互いの意志を尊重しつつも対等な立場で正面から議論できるような環境を整えようと意識しているつもりです!社内の人間も批判を恐れずに「自分の意見」を丁寧に伝える人が多く、そのような方にとっての働きやすさはあるのではないかなと思います。

山)確かに、E GATESでインターン生として働いていて、自主性がバリューを出すことに直結する環境が整っていると感じております!いつもありがとうございます!最後に綾子さんはこれから一人の経営者として何を目指すのか教えていただきたいです。

笠)これから目指すところというか今目指しているのは、人生で1つくらい子供に自慢できる事業を成功させたいということですね。「ママすごーい!」って言われたい(笑)

山)綾子さんらしい解答ですね(笑)本日はお忙しい中誠にありがとうございました!

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