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【エンジニア対談】高い技術を結集してグローバルに踏み出す、唯一無二のスタートアップで働く魅力

「建設生産プロセスをデジタル技術で最適化することで変革が起こり、生産性・安全性・環境適応性が飛躍的に高まる」――そんなビジョンを掲げ、EARTHBRAINは土木業界向けに新たなプラットフォームを提供しようとしています。

今回はそのプラットフォーム開発チームで活躍する3名のエンジニアが対談。このうち2名はアメリカからの参加、1名はベトナムからの参加というグローバルなインタビュー時間でした。EARTHBRAINでは実際どのような体制で開発を進めているのか、エンジニアはどのような働き方ができるのか。EARTHBRAINの魅力をたっぷり教えていただきました!

異なるキャリアを積み重ねてきたエンジニアたちが集まるチーム

―まずは、皆さんのキャリアについて簡単に教えてください。

小野川:私は新卒でアクセンチュアに入社し、テクノロジーコンサルティング部に2年、セキュリティコンサルティング部に1年在籍しました。その後は独立してフリーランスエンジニアとして2年ほど活動。2021年7月にEARTHBRAINに入社しました。

Bach:私は大学卒業後に楽天モバイルに入社し、システム開発に従事していました。その後2021年11月に、2社目となるEARTHBRAINに入社しました。

野田:私は2022年1月に、EARTHBRAINに入社しました。キャリアとしては研究開発やスタートアップなどを経験した後、デジタルコンサルティング企業にジョイン。フロントエンドのテックリードを務めていました。

―皆さんがEARTHBRAINに入社した理由についても教えてください。

小野川:きっかけはダイレクトリクルーティングでDMをいただいたことです。私は前職で自動運転のソフトウェア開発プロジェクトに関わっていた経緯があり、もともと「ハード×ソフト」の領域には可能性を感じていたため、EARTHBRAINにも興味を持ちました。

その後実際にCSPI-EXPO(建設・測量生産性向上展)にも赴き、EARTHBRAINのプロダクトやコマツの建機を体感。「これは面白い」と、ワクワクした気持ちでジョインしました。

Bach:私が転職を決意したのは、よりスピーディーな開発環境を求めていたからです。前職は大企業でさまざまな経験ができましたが、レビューの工程が多く、プロダクトリリースに時間がかかる傾向でした。エンジニアとして実際に手を動かす割合が若干減ってしまっていたのも、悩みの一つでしたね。

そんなときに出会ったのがEARTHBRAINです。スタートアップで開発スピードが速そうでしたし、プラットフォーム開発は未経験だったので興味がありました。自分がこれまで培ったスキルも十分に活かせると思い、応募した形です。

野田:私は次のキャリアを積むなら、海外で働くと決めていました。EARTHBRAINはアメリカで働くチャンスがありましたし、もともと自分がハードとソフトの両方のナレッジが必要なロボティックス系の専攻でハードとソフト両方を扱える企業にも興味を持っていたことから、転職を決意しました。

コマツやソニーといった、ハードウェアに強い大企業の出資を受けている点も魅力でしたね。ハードウェア開発にはお金も時間もかかるので、バックアップがあるに越したことはありません。

👆アメリカでのCesium社内製開発のプロジェクトにて、CTO兼CIOの井川が話している様子

日本と海外を股に掛けながらプラットフォーム開発を進行中

―皆さんが所属するプラットフォーム開発チームの体制や人数について教えてください。

小野川:大きくは3チームに分かれています。一つは、既存のプラットフォームからの移行・ロールアウトを行う「移行チーム」。もう一つがAPI開発を行う「V2ダッシュチーム」。もう一つが、アーキテクチャ構築やセキュリティ対策を担う「SREチーム」です。

私はSREチーム、野田さんとBachさんはV2ダッシュチームに所属しています。人数規模は移行チームが約10名、V2ダッシュチームが約20名、SREチームが4名です。

―現在の皆さんの役割や業務内容はどのようなものですか?

小野川:私はSREチームのテックリードです。ただ、今は別のプロジェクトのためアメリカで働いています。具体的には、Cesium GS, Inc.(※1)と共同で「SMART CONSTRUCTION Dashboard」と「SMART CONSTRUCTION Simulation」等の開発をしてきましたが、競争力強化の意味も込めて技術移管を受けた後、自社のみでの開発(内製化)を進めています。ここでも日本側のインフラチームのテックリードを担当しています。

このほか社内で新規プロダクトの開発を行う際は、アーキテクチャのレビューや開発方針の策定、ツール選定など、開発全般のサポートを行っています。

野田:私も小野川さんと同じく、現在はアメリカでCesiumの内製開発のプロジェクトにテックリードとして携わっています。

プラットフォーム開発チームの中では、テックリード兼プロダクトオーナーを務めています。テックリードとしては、技術面のサポートやレビュー、開発フローの選定や更新がメインです。プロダクトオーナーとしては、タスクの優先順位付けや他チームとの調整やステークホルダーに向けた説明などが仕事です。

Bach:私はV2ダッシュチームの中で、主にプラットフォーム開発における認証・認可周りの開発を担当しています。また、新人のオンボーディングタスクの設定や、メンバーの技術的な相談に乗るのも業務の一環です。

―各チームで行う業務にはどんな課題がありますか?

野田:V2ダッシュチームのAPI開発はタスクがとにかく膨大で、開発が必要なAPIが数百本以上存在します。チーム人数は増えてきているものの、まだまだ開発リソースは足りないのが現状ですね。その中でも、日々試行錯誤しながらメンバーそれぞれが開発に集中できるようにミーティングの進め方や参加者の調整などの工夫をしています。その他にも、新たにCI/CDを導入したり、SlackやJiraの機能を使った業務の自動化を行い、業務の効率化を図っています。

※1Cesium GS, Inc.
Webブラウザ上で3Dを描画できるプラットフォームを提供する米国IT企業。メタバースなどでは欠かせない技術を持っている。

高い理想と大きなスケール感を持って「学びながら」走れる

―EARTHBRAINのエンジニアとして働く魅力ややりがいはどんなところでしょうか。

小野川:「土木業界×ハードウェア×ソフトウェア」という複雑かつ未開拓領域で、グローバルを見据えたインパクトのあるプロダクト開発に従事できる点がまず面白いです。社会のインフラ自体を変革していくのは、市場規模的にも非常にポテンシャルを感じます。「土木業界の人材不足」という大きな課題解決につながるのも、社会的意義が大きいです。

また、コマツ、ソニー、NTTコミュニケーションズ、NRIが持っている様々な領域のナレッジを組み合わせて新たなプロダクトを開発するのは、学びきれないほどの技術が結集していると感じます。

Bach:高いビジョンを持って、難易度の高いプロジェクトにチャレンジできるのは魅力ですよね。今は現行プラットフォームの移行プロジェクトを行っているわけですが、将来的にはさらに新しいプラットフォーム開発に着手します。現在のプロジェクトを通して学びを深め、より良いプロダクトの開発に向けた準備をしていけるのはワクワクしますよ。

小野川:まだまだ企業としては初期フェーズなだけに、CTO兼CIOなどのキーパーソンと近い距離で仕事ができるのも価値を感じます。出資企業からジョインしている方も多いですし、第一線で活躍している方々の考え方を学べるのは嬉しいですね。プロダクトの数が多く構成もバラバラなので、多種多様なシステムの開発ノウハウ・ナレッジをキャッチアップできます。

―スタートアップでありながら、エンジニアとして学びも積み重ねられる環境なんですね。

野田:確かにしっかり勉強させてもらえますね。一般的な開発プロジェクトはどうしても一番スキルの高い人に任せがちですが、EARTHBRAINでは該当分野の経験がなくても、自分が「やりたい」と言えば、勉強しながら仕事をさせてもらえるんです。Bachさんも、認証・認可がやりたくて今のプロジェクトにジョインされたんですよね。

Bach:そうですね。ほかにも、未経験の言語・フレームワークを自分たちで選定して、プロジェクトを進めたことがありました。

野田:EARTHBRAINは大企業のバックアップがあるスタートアップなので、予算をあまり気にせず技術に突き進んでいける印象があります。

一方でチーム自体は若く、メンバーと連携しながらより良い開発チームを自分たちで作り上げられるのも魅力の一つです。CTO兼CIOの井川もEARTHBRAINを「テクノロジー軍団にしたい」という思いを持っていて、「将来的にはラボを作ろう」「衛星も飛ばそう」といった大きなスケール感で、夢を持って働けます。

―グローバル展開をしている部分も魅力の一つかと思います。

野田:私は実際にアメリカで働いていますし、語学力を活かしてグローバルでプロダクト開発をすることに興味がある方なら存分にスキルを活かせる環境です。コマツ自体が世界中に現地法人を持っているので、グローバルへの第一歩を踏み出しやすいんですよ。実際に我々のプロダクトは日本だけではなく、北米、欧州、アジア、アフリカでも既に使われています。

またグローバルにチャレンジしている……と言いつつ、実際は日本語で仕事をすることになる企業も多いと思いますが、EARTHBRAINの場合は社員が率先して英語でコミュニケーションを取る文化があります。日本人同士でもSlackのやり取りは英語ですし、ドキュメンテーションなんかも英語で書きます。

Bach:海外のパートナー企業の方々と会話をする機会も多いですね。そもそも社内に日本語を話せない人もいますし。

野田:英語レベル自体は、「英語に抵抗感がない」程度で大丈夫ですけどね。コミュニケーションが難しければ日本語も英語も使って、バイリンガルで仕事をするイメージです。

小野川:実際に海外のエンジニアと机を並べて働いてみると、働き方や開発の進め方において新しい発見がかなりあります。そのようなグローバル視点での開発文化を取り入れた組織にしていこうという、ポジティブな雰囲気が今のEARTHBRAINにはあります。

👆アメリカでのCesium社内製開発のプロジェクトの一場面。

モダンな技術スタックと高いコミュニケーション能力を身につけられる環境

―EARTHBRAINが求めるエンジニア像についても教えてください。

野田:まだチームが若い分、プロアクティブな人材に来ていただけたらと。技術をアンビシャスにキャッチアップして、提案してくれる方が向いていると思います。

技術的には、モダンな技術スタックでプロダクト開発をしたことがある人がベターかもしれません。具体的に、現在のプラットフォームではNestJSを用いています。認証周りはGolang、インフラ周りはAWS、GCPです。

小野川:ソフトスキルとしては、他の企業より高いコミュニケーションスキルが求められると思います。プロジェクトマネージャーなど社内メンバーに対して、難しい技術をいかに噛み砕いて説明できるかが重要です。

―ありがとうございます。最後に、EARTHBRAINに興味を持っている方へのメッセージをお願いします!

野田:メンバーの意見はどんどん組織に反映される環境なので、自分たちでどんどんエンジニア文化を作っていきたい人は大歓迎です!

Bach:土木業界におけるDXはまだ始まったばかりです。そのため、、他企業・他業界の経験を生かせば、活躍のチャンスがかなり多いですし、お客様に新しい価値を生み出すことができると思いますよ。

小野川:これまでは外注で開発していた分、エンジニアを中心にカルチャーを作っていきたいですよね。

EARTHBRAINはこれまでになかった新しいビジネスモデルを作ろうとしている、非常にエキサイティングな会社です。例えば今なら「土木×メタバース」などですね。「未知」を楽しんでくれる人は、ぜひEARTHBRAINにジョインしてほしいです。

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