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「カテゴライズによる姿勢の制限は人生の満足を低下させる」かも!?

たいていの人が「プライベート」と「仕事」を分けて考えている。

家庭(プライベート)上の自分も、仕事上の自分も同一人物には変わりない。つまり、家庭であろうと、仕事であろうと、もしなにか問題が起こった時に考えて、解決しようと試行錯誤しているのは同じ脳みそなのだ。それなのに、出世意欲がないから、結婚/出産から子育てがあるからと、仕事をなあなあにして、家庭を優先しようとする。逆も然り。その考え方自体は個人の自由だし、なにもとやかく言える筋合いはない。

ただ、そのようにはっきりと家庭優先(または仕事優先)とはっきりとカテゴライズしているため、同一人物にも関わらず、家庭の自分は脳みそをフル稼働させてものごとに取り組むが、仕事の方は優先度が低いため、脳みそをフル稼働させずにものごとに取り組んだり、目の前のことだけを全力で取り組み、先を見据えて行動しなくなる。あたかも仕事の時の自分と、家庭の時の自分でリソースの観点だけでなく、姿勢の観点でも別々にカテゴライズして、ものごとに取り組んでしまう。

事実、2つは表裏一体で、物理的な境界はいっさいなく、同じ生きることと大きく枠組みを捉えて考えられる。人生とは、より自己を満足させられるかにつきる。家庭(プライベート)と仕事と家庭を分けない方が時折の自分に制限をかけず、より自己満足を追い求められる。すべては家庭と仕事もどちらも関係なく、自己満足を追い求める姿勢が大事なのである。それによりどちらも区別なく臨機応変に対応でき、より満足できる人生をおくれる可能性がアップするだろう。