え、しゃべるのも“システム”?──「つなぐ」から「伝える」へ、進化するデジタルの正体
「システム=無機質」はもう古い
https://aontechblog.blogspot.com/2025/08/blog-post_7.html
「データをつなぐ」「画面に表示する」「保存する」
──私にとって、システムとはそんな“冷たい”存在でした。
でも、ある日ふと思ったんです。
「あれ?最近の“伝える”って、全部仕組みでできてない?」
Webで「見せる」だけでは伝わらない。
SNSで「つながる」だけでも、届かない。
今、私たちは**“伝える”という体験すら、システムとして設計する時代**を生きているのかもしれません。
感情を届ける“裏側”の仕組みたち
InstagramやThreads、TikTokの投稿。
ただの画像・動画じゃない。
その裏には、DM、通知、アルゴリズム、UI、リアクションの設計がある。
見えないところで、感情は仕組まれている。
“共感”されるストーリーをどう設計するか?
UXは、どこまで心に寄り添えるか?
もはや、コミュニケーションもまた「戦略的に構築する」時代です。
変わりゆく「当たり前」に、エンジニアとして向き合う
思い返せば、ファイル共有から始まり、
リアルタイムチャット、SNS、そしてストーリーへ。
情報共有はどんどん進化し、今や「一緒に感情を体験する」ことが求められるようになりました。
そんな中で、エンジニアはコードだけを書いていていいのか?
私はそう思いません。
「技術のその先にある、体験をどう届けるか」
それを考えるのも、私たちの仕事だと思うのです。
まだ完璧じゃないけど、踏み出したい
正直、私にも“伝えるシステム”を完璧に作れる自信はありません。
でも、進化していくこの世界に、ワクワクしている自分がいます。
「そこにいない誰かと、感情を共有する」──
そんな未来を実現できるように。
私は、今日もコードを書き続けます。
“伝える”を、もっとリアルに。もっと人らしく。
私にできる一歩を、明日からまた踏み出していきます。