【思い出のローンチ】朝まで立ち続けた、あの銀行システムの夜
自分が関わったシステムを街中で見かけるたび、胸が熱くなる──
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「わ、まだこの仕組み、動いてるのかも…!」
そんな風に思えるシステムがあるって、なかなか幸せなことかもしれません。
こんにちは、AonTechのTです。
今日は、これまで数多くのシステム開発に携わってきた中でも、忘れられない“最初の”システムについてお話させてください。
■ 最初に世の中に出た、自分のプログラム
それはまだ、駆け出しの頃。
私が関わったのは某大手銀行のシステム。
今ではすっかり刷新された画面になっていますが、当時、自分が開発に関わった仕組みが社会に出て行く感覚は、特別なものでした。
開発範囲は限られていたし、自分ひとりで作ったわけでもありません。
でも、それでも「自分のコードが誰かの生活の一部になっていく」──そう思った時の誇らしさは、今でもはっきり覚えています。
■ 迎えたローンチ当日、立ち尽くす6時間
ただ、現実は厳しいものでした。
いよいよ本番稼働──と思ったら、まさかのシステムが動かない。
お客様先での立ち合いに来ていた私は、何もできないまま、ただ立ち尽くしていました。
「自分の担当じゃない」
「原因は別のモジュール」
そう頭では理解していても、現場で起こっている事象は、自分ごとに感じられて。
座っていいですよ、と言われても、結局朝の6時まで立ちっぱなしでした。
■ システムは「つくる」だけじゃなく「つながる」もの
あの日、動いたときの一報。
「動きました!」
あの言葉は、今でも耳に焼き付いています。
思えば、システムって「一人でつくる」ものではない。
誰かの設計があり、誰かのテストがあり、そして誰かの現場対応があって、ようやくつながっていく。
だからこそ、プロジェクトを“最後まで見届ける”という姿勢は、今でも自分の原点になっています。
■ 私ならできる、明日から踏み出す
もし今、初めてのシステム開発に挑む人がいたら、伝えたいです。
「最初は分からないことだらけでいい」
「その経験が、必ずあなたの力になるから」
AonTechでは、そんな一歩を踏み出す仲間を応援しています。
共に挑戦し、共に語れる未来を、一緒につくりませんか?