「声は心の鏡」——緊張に負けた私が“伝える勇気”を手に入れた日
会議で言葉が出なかったあの日。新橋の話し方講座で学んだのは、“上手く話す”より“想いを届ける”ということ。
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人前で話すことが怖い——。
資格も努力も積み重ねてきたのに、会議で声が出なくなった自分がいた。
そこから一歩を踏み出して見つけたのは、話す力の根底にある「勇気」。
これは、“話す技術”ではなく“伝える覚悟”を学んだ私の再出発の記録です。
【頭が真っ白になった会議室】
30人の前で進捗報告をしていたある日。
突然、言葉が出なくなった。何を話せばいいのか分からず、「すいません…」を繰り返すばかり。
中小企業診断士も取り、IT資格もいくつも取得した。
でも、話す力だけは身についていなかった。
【焦りとともに始まった“話し方探し”】
「このままではいけない」——そう思って検索したのが、話し方講座だった。
説明会をいくつか回り、最終的に選んだのは“新橋で行われるリアル講座”。
週1回、30人ほどが集まり、発声から始める実践的な内容だった。
「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ!」と声を出しながら、少しずつ緊張がほぐれていく。
【気づいた、“伝える”という本質】
講師の言葉が心に残っている。
「話すことは、声を出す技術ではなく、相手の心に届く勇気です。」
それを聞いた瞬間、考えが変わった。
うまく話そうとするよりも、相手に想いを届けることが大切なのだと。
完璧さよりも、誠実な一言が心を動かす。
【緊張を味方にする】
今では会議前に深呼吸をし、“伝えたい一点”を明確にして臨むようになった。
緊張は完全には消えない。でも、それは自分を成長させるサイン。
声を出すたび、自分が変わっていく実感がある。
【明日への一歩】
話すことに悩んでいる誰かへ。
「大丈夫。話すことは練習で変わる。勇気で変わる。」
あの日の自分にそう伝えたい。
明日からの一歩、私ならできる。