「えっ!? 特許って僕でも取れるの?」——“ドラえもん的妄想”が現実になった日
妄想から発明へ。子どものころの「こんなのあればいいのに」が、いつの間にか特許出願につながった話。
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■ 妄想が、はじまりだった
「発明は、妄想の延長にある。」
子どものころ、ドラえもんを見ながら「こんなのあればいいのに」と空想していた。
それが大人になった今、現実の“特許”という形で実を結び始めている。
■ 現場で鍛えられた“アイデア脳”
いくつものシステムベンダーと話し、ビッグサイトに足しげく通ううちに、課題を聞けば自然と解決策が浮かぶようになった。
「この技術とあの仕組みを組み合わせたら…?」そんな発想が、いつの間にか自分の武器になっていた。
■ 日立時代の気づき
日立でプログラムを作っていた頃、“ロジックで特許を取る”ことを目指していた。
でも、プログラム単体では差別化が難しい。
その経験を経て、自分の強みは「組み合わせ」にあると気づいた。
異なる技術をつなげ、新しい価値を生み出す。——それが自分らしい発明の形だった。
■ 弁理士との出会いがすべてを変えた
ある日、初めて弁理士と話をした。
「あなたのアイデア、特許になりますよ」
その言葉に、胸の奥が熱くなった。
組織ではなく“アイデア”そのものが評価される世界。
これが、スタートアップの醍醐味なのかもしれない。
■ 妄想は、未来の設計図
特許は、特別な才能や大きな資金がなくても挑戦できる。
大切なのは、「こんなのあればいいのに」と考える心だ。
それこそが発明の第一歩。
——明日からの一歩、私ならできる!