「リモートなのにリモートじゃない!?」──グローバル企業で知った日本の立ち位置
🎬 衝撃のスタート
「えっ!? グローバル企業って、もっと“リモート”じゃないの!?」
入社直後、私が抱いた最初の感想でした。
時差を超えて働く自由な世界をイメージしていたのに、現実は想像以上に“リアル”だったのです。
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🌍 世界の中心は「現地」だった
オフィスは世界中に点在し、リーダー陣は週単位で飛び回る。
確かにリモート参加はできる。でも画面の向こうにいるだけでは「中心」には近づけない。
その現実を、私は入社数か月で痛感しました。
🇯🇵 日本人は自分ひとり
多くの会議で、日本人は私ひとり。
「日本の状況を説明して」と聞かれるたび、背中を押されるように発言しました。
誇らしさと孤独。誰もフォローしてくれる人はいない環境で、必死に言葉を紡ぎ続けました。
✈️ 見えてきた“ボストンシフト”
やがて気づいた“不思議な現象”。
優秀な人材ほど次々とボストンに移り、移れない人は数年以内に会社を去っていく。
リモートで回せるのは各リージョンのサポート業務だけ。
昇進の条件は「成果」+「移住」。しかも単身ではなく、家族ごと。
💡 私の挑戦と限界
私は物理的に動けないわけではなかった。
けれど、家族5人分の移住を認めさせるほどの成果は示せていなかった。
日本のクラウド移行やAWS登壇──大きなチャレンジを達成したつもりでも、世界規模で見れば年次成果のひとつにすぎなかったのです。
🚀 学びと次の一歩
この経験は私に教えてくれました。
グローバル企業のリアルな仕組み、キャリアに必要な条件、そして「現実」と向き合う覚悟。
私は昇進に限界を感じましたが、それをきっかけに次の道を選ぶ決意ができました。
👉 結論:グローバルはリモートじゃない。
だからこそ、私は自分で未来を選び取る。
「私ならできる。明日から踏み出す!」