「動いた！」の瞬間がやめられない──システム開発の醍醐味とは？

システム開発には、不安と喜びが同居するドラマがあります。
その中でも、一番ワクワクするのは「最初に動いた瞬間」です。

初めて動くあの緊張感

数週間、数ヶ月かけて設計・議論・実装を重ねたシステム。
環境に載せ、実行ボタンを押す瞬間は、頭では「大丈夫」と思っていても、心臓はバクバク。
この緊張感だけは、何度経験しても慣れることはありません。

システムは大抵、最初からスムーズには動きません。
むしろ「えっ、こんな動きするの？」「こんなエラーメッセージ初めて…」と未知の壁に出会うのが当たり前。
そこからがエンジニアの腕の見せどころです。

バグは一つひとつ潰していくしかありません。近道はありません。
仲間と一緒に画面を見つめ、ログを追い、推測を立てては試す。
地道な積み重ねが、やがて突破口を生み出します。

問題を一つずつ乗り越え、ついにシステムが動き出す。
オフィスに「やった！」「これで行ける！」と歓声が上がる瞬間、努力が報われる喜びを全身で感じます。
何度経験しても、この瞬間は格別。
これこそがシステム開発の醍醐味だと私たちは信じています。