freeeで請求書から領収書を発行したい
freee会計のことである。
ご存知のようにクラウド型の会計ソフトで、法人企業からフリーランスまで、事業を営むものが税理士の手を借りずとも一人で確定申告を可能にしてくれる、ありがたいソフトである。
請求書に対応した領収書を発行してプリントアウトしたい、という事に1時間以上かかってしまった顛末を書く。
freeeの宣伝のための回し者でも、クレーマーでもない、1ユーザーに過ぎない者の使用感のレビューである。
今日、月末なのだが「投稿すると連続投稿記録が伸びるので書いてみませんか?」というnoteからのレコメンドの通知が来ていたので、なんとなく書く気になって今日あったfreeeを巡る出来事でも書こうか、という気になり書いている。(見事に月をまたがったので連続にはならなかった(笑))
キーボードでタイピングしているわけだから慣用句としての「書く」はいかがなものか?
という言葉遣いがいつも気になるのだが、いつも惰性でそう書いてはいる。
とはいえ「打つ」というのも何か違うし、「キーボードを叩いている」では長い。「書く」という二文字の響きに収まるようないい言葉がない。
さて、脱線したが、freeeのことである。
freeeのお陰で税理士に頼まなくとも確定申告書類を提出できて助かっている個人事業主なのでfreee様様なのだが、とはいえ多機能で最近ではインボイス制度にも対応することになって、細かくアップデートされている。
今日、2つわからない事が出てきた。
ひとつは、登録番号が未設定と出てきた。
請求書番号にはインボイス対応のINV-から始まる番号が自動付番している。
月末の請求書入力をし、現金授受で既に代金回収しているので領収書を発行して欲しいという要望に領収書を作ろうとして
「あれー?請求書から領収書って画面モード切り替えれば作るんじゃないの?」
ふだん請求書は口座振込のパターンなので、現金受取で領収書発行というパターンが初めてだったのであれこれ探す、ヘルプやググって検索しても、どうにもジャストな解答が得られない。
手書き、あるいはFileMakerだったら5分で済んでいるであろう領収書発行をどうすればいいのかわからなくて、検索したり、調べたりで30分以上が経過していた。
右上のメニューあたりに、それに関するメニューがあるんじゃないかと、あれこれ探すものの、見つからないし、わからない。
調べたり、各メニューに移動してみたりするが画面のリドローには時間がかかるので、結構な時間を消費する。ふと「変換」という文字のアイコンが目につく。
「変換」というと、押した途端に何かに変換されてしまいそうで、少し躊躇したが、アンドゥできるだろうとクリックした。
…………………す…すると。
「納品書、領収書、請求書へ変換」というプルダウンが表示された。
「あった!、なんだこんなところにあったのか!」
変換という文字がわかりづらくて、こんなところに他の帳票形式にレイアウトを変える機能があったとは!
請求書からは「変換」アイコンクリックで領収書へ変換を選ぶ、というだけだった。
すぐに見つかるだろうと思っていたので、画面右下にあるチャットボットではあれこれ調べなかった。
(後で答え、出るかな?と「請求書から領収書を発行するやり方を教えてください」と入力したが、出てきたオンラインヘルプの記述には、ジャスト該当する答えはなかった)
Google検索トップでも以下のような形で「変換」メニューをクリックすれば「領収書へ変換」があるとは書かれていず、検索結果の画面と同じ画面に行っても「領収書」ボタンなどなかった。
とてつもなく簡単な、基礎的なことに1時間近く費やした。
手書きなら、たかだか5分なのに。
おおよそ、誰でもわかるであろう、シンプルで簡単な操作のことなんて、触れていなかったり、マニュアル未記載だったりする。たぶん、そういう事に近い。
あと、気持的には急いでいるので文章は流し読みなので、どこかに書いてあったのかもしれないが、見つからなかった、とにかくわかりづらい。
「変換」といえば「変換」なのだけど、他の帳票形式にレイアウトをチェンジすることを「変換」と表現していることに、そもそも思いが至らない。なので、そんな変換という言葉で検索したりもしない。PDF変換とかなら言葉的に慣れているが。言語選択もどうなの?という感じではある。
変換を押した後に、領収書画面に遷移した。
すると次は、?登録番号?
請求連番は自動付番でインボイス対応のINVで付いているんじゃ?という考えになってしまい、これまた探し始めてしまった。今度は、時間もかかりすぎていたので画面右下にあるチャットボットに入力。
チャットボットではラチがあかないと思ったので「freeeサポートデスク担当者にお繋ぎします。」有人対応のチャットに替えて、即解決。
「インボイスの番号を入力される箇所」との事でインボイス事業者登録番号のことらしい。
たしかに登録番号という言葉は、インボイスで使う言葉だったと思い至った。
そんなこんなで、ヘルプやググって検索しても「変換」アイコンをクリックすれば各帳票に切り替えて作成できることは、2024年1月31日現在、ネット上のヘルプにも明記がない。
Google検索、Bing検索、ChatGPT4+Web pilot+LinkReader検索と様々なアプローチをしてみたが「変換」アイコンクリックの記述のあるページはなかった。ヘルプにそもそも無いのだから、そりゃあ無いだろう。
インボイス対応やら何やら環境変化が起きている会計ソフト分野だとは思うが、ユーザーインターフェースが変わった部分はフォローアップしては欲しい。まあ、多機能過ぎて膨大な画面分岐のあるfreeeにそれを求めても無理とは思うけれども。でも重要な画面切り替え機能だと思う。
なので、こんな駄文ではあるがnoteがGoogle検索でヒットする確率は高いと思われたのでfreeeの「納品書、領収書、請求書へ変換」という、かつてFile Makerユーザーだった自分からするとレイアウト簡単に切り替えられるユーザーインターフェース経験者からすれば、そこは簡単にわかるようにして欲しいと願ってこの記事アップしています。Google検索にインデキシングされれば、ChatGPT上でもLinkReaderで拾ってもらえるようになるし。
何らかで一発で正解の解答が得られて欲しいよ。
請求書と納品書作成して、2枚を郵送とか、まだまだ普通にあると思うのですが…。
皆さん、探して困ったことないですか?すぐ切り替えられたのかなあ。
1枚の請求書に対する領収書を発行、プリントアウトするという単純作業に1時間以上もロスして正規オンラインヘルプのどこにも答えがない。偶然見つけられたから良かったですが。
うーん。基本機能だと思うんだけどなー。
あ、決してfreeeのクレーマー記事書いているのではなく、Web検索した時に正解が欲しい、そのためにnoteに記事書く。という手間をかけて自身のささやかな躓き体験をアップする、という事をして、同じ躓きを体験する方が無事、この記事読んで一発解決して欲しいと思います。
そのために2時間記事作成の手間費やしているのだから、それはfreeeに対する愛じゃん、と思う。