Podcast「アワノトモキの読書の時間」 Work Teller ep46-4「庭の話」宇野常寛さん/誰もがお隣にお醤油を借りられるわけじゃないから
Podcast『アワノトモキの読書の時間』 Work Teller ep46-4
今回取り上げたのは、批評家・宇野常寛さんの『庭の話』(講談社)です。
SNSやプラットフォームによる評価・承認が日常を覆うなかで、人間中心の関係からいったん離れ、植物や風景、物の気配といった“人間以外のもの”との関係を手がかりに「安心して存在できる場」を考える一冊です。
宇野さんが語る「庭」は、共同体やコモンズとも異なる、もっと開かれ、コントロールしきれず、しかし静かに人を支える領域。
銭湯・小杉湯や就労支援施設「ムジナの庭」など、現実の場所にその萌芽を見いだしながら、人が“序列”や“承認ゲーム”から距離を取れる回路について掘り下げています。
番組ではブックオフの例を通じ、理想的なコミュニティの影に潜む排除の構造や、資本主義との折り合い方にも触れています。
また、河合隼雄『子どもの宇宙』の「秘密」「通路」と響き合わせながら、自分が戻ってこられる“庭のような場”の意味を丁寧に読み解きました。
書籍情報
・書名:『庭の話』
・著者:宇野常寛
・出版社:講談社
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