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【フーモア11月採用振返り】各サービスの導入期の感想やスカウト返信率公開

フーモアは11月から7期目に突入しました。現在社員数45名、この1年間でで68名体制を目指し採用を進めていきます。初月である11月度の採用活動を以下の通り振返ります。

総括

まず初月だったこともあり、最初の1・2週間は準備に追われてしまいました。準備とは具体的に、求職者及び採用協力人材企業様向けの会社説明資料の作成、利用サービスの契約手続き、利用サービスの初期設定(会社概要文面・職種ごとの募集要項文面・メッセージテンプレート・スカウト文面の考案)です。その後ようやくスカウトなり紹介なりを開始し、11月の全体応募数は84名でした。経由内訳は以下です。
 1)ダイレクトリクルーティング:39名 ビズリーチ・キャリアトレック・Green・Wantedkyスカウト
 3)掲載媒体         :25名 Wantedly、転職ナビ、その他無料掲載媒体
 2)人材紹介         :16名 13社
 4)リファラル        : 4名 

1-1)ダイレクトリクルーティング:導入編 

ビズリーチ、キャリアトレック、Green、Wantedlyスカウトを利用開始しました。ビズリーチやキャリアトレックは、キックオフMTGが設定され、システムの利用方法やメッセージ・スカウト文面の作成や改善を補佐して下さいます。丁寧な反面、申し込んで即活用したいのにキックオフMTGの日程が少し先しか予約できない、ということで最初は我流で活用しました。ビスリーチに関してはその後も定期MTGを設置していただき、スカウト配信の工数に関する工夫など教えていただきました。かなり丁寧です。営業さんもどうですか~と定期連絡してくださいます。売りっぱなしにはしない感じがさすが営業の会社だなと思いました。キャリアトレックも同じくビズリーチさんのサービスですが、基本的にはオンラインサポートです。システム上のチャットで質疑応答、対応が早く非常に便利です。Wantedlyスカウトも開始前にオンラインMTG実施して下さいました。かなり丁寧に他社事例や工夫など教えていただき、とても参考になりました。資料を送付しますと言われてから送られてきませんが、他媒体と比較して成果報酬型でなかったりと価格的にかなり優しいので満足しています。Greenは利用開始の際は人でなくシステムで誘導されます。必要情報、必要画像、それぞれの登録期日など、システム上でもメールでもプッシュ連絡が来ますのでそれに沿って進めます。立ち上げ時の手間はGreenが一番かかった印象。でも提出した情報をもとに、フーモアならではの魅力的な原稿を作成してくださるので流石です。こちらも、申し込んで即活用したいとことですが、原稿の承認が降りるのに数日かかります。必要なことですし仕方ないですが、ちょっともどかしいですね。

1-2)ダイレクトリクルーティング:実績編 スカウト返信率公開

スカウト→応募率(弊社からのアプローチのみ)は以下の通りです。
 ■ビズリーチ    : 2.7% 20代平均5.9%
 ■キャリアトレック : 1.9% 全体平均16.0%
 ■Green      : 1.0% 採用成功求人平均4.3%
 ■Wantedlyスカウト:25.7% 全体平均26.0%

キャリアトレック以外の3つから、是非採用したいと思う方にお会いすることができましたが、スカウト返信率はWantedly以外の3つが全体平均を大幅に下回る結果になりました。要因としては①知名度(ブランド)の低さ②人材要件に対しての待遇の合わなさ③事業内容の分かりにくさ④スカウト文面のカスタマイズ不足ではないかと考えています。①や②については少しずつ上げていくよう広報や事業観点でも頑張るとして、③と④はすぐに改善できると考えています。③事業内容の分かりにくさについては、他媒体と比較し多くの情報開示をしている、Wantedlyでスカウト返信率が全体平均と大差ないことからも、他媒体では上手く伝えられていないと痛感。また、面談やSkypeで資料等活用し会社の紹介をさせていただくと、ご案内せずとも「ぜひ選考に参加したい!」と仰っていただけるので、きちんと情報が伝われば魅力的な会社であるはず、と思っています。④スカウト文面のカスタマイズ不足については導入時の工数で圧迫されて必要工数を確保できなかったことと、文面に盛り込む情報の取捨選択がうまくいかなかったと思っています。現在面談や面接でお会いさせていただいた方にどこを見たか、何に惹かれたか、何は伝わっていなかったかなど、意見をお伺いしています。こちらを反映させ、WEB上の情報やテキストでも会社の魅力を適切に伝えられるよう改善します。では以下より、各媒体ごとの振返りです。

ビズリーチに関しては、弊社の給与水準がビズリーチのメインユーザーであるハイクラス層とマッチしなかったことが要因ではと考えています。給与はすぐに変更できないため、会社の将来性や裁量の部分をより押し出した文面に変更していきます。キャリアトレックに関してはシステムがとても使いやすく、工数が抑えられます。結果には繋がっていませんが、潜在候補者の自動マッチングを強みにしているサービスですので、継続による精度向上で結果に繋がることを期待しています。Greenに関しては期待を下回る結果となってしまいました。主にWEBディレクターを採用したくて利用開始したのですが、GreenのメインユーザーであるIT人材の中でもエンジニアではなくディレクターというポジションがあまり響かなかったのか、レッドオーシャンで沢山のスカウトに埋もれてしまったのか。反応が薄くて配信工数が大きいため、後半は配信控えしてしまいました。しかし結果的には1名内定に繋がり、Greenだからこそ出会える方がいらっしゃることが分かりましたので、返信率改善を図るために会社説明やスカウト文面をブラッシュアップします。Wantedlyスカウトに関しては全体平均は下回るものの満足の結果となりました。SNS式で配信工数も少なく、開封率はなんと97%!返信率もさることながら返信から面談実施率も70%!すごい!特に「これからやってみたいこと」を書いているユーザーにはそこを考慮した文面でスカウト配信出来るのが良いです。Wantedlyユーザーは他媒体と比較し転職潜在層が多いですが、「転職意向高い×返信意向高い」ユーザーを検索してスカウト配信できるため、今回については中長期のプール媒体という印象もありません。

2)掲載媒体:実績編 Wantedlyと相性が良い

こちらはほぼWantedly経由です。一般的にスカウトと異なり選考通過率が低くなりがちですが、Wantedlyでは情報開示を多めにしているおかげか、選考通過率も高いです。弊社のような業種選択が難しい事業内容の会社は、フリーワード検索が多いWantedlyと相性が良いのではと考えています。マネジメント層の応募は少なく、第二新卒や学生などのいわゆるポテンシャル層からの応募が多いです。給与など雇用条件の記載個所がなく、ビジョンや風土に共感して来てくださる方が多いのも特徴で、弊社は現状何よりもカルチャーフィットを重視しているため、かなり相性の良いサービスです。

3)人材紹介:実績編 パーソルさん、Attackさんをピックアップ

リクルートキャリアさん、パーソルさん、JACさん、パソナさんなどの大手総合人材企業からUZUZさん、Attackさん、レバテックさん、アドメイクさんなど新鋭ベンチャー紹介企業など全13社にお願いしています。元からお願いしている企業さんも、今期から新しくお願いさせていただいた企業さんもあります。11月2週目に全社に会社説明資料(以下抜粋)と応募要項をまとめたパワポ資料をお送りしてご紹介の依頼をしました。その中で印象的だったのは、パーソルキャリアさんとAttackさんの2社です。

まずパーソルさんは、資料送付後すぐお電話いただき募集要項の書き方について「今回複数職種採用だが、こういう理由で総合職としての求人票がいいと思います」とご提案くださり、その場で協議していつどう見直すかなど計画しました。工数が少ないとご相談したところ「ここまでの見極めはこちらで」とご提案下さり、紹介後すぐに電話で「この方はどこが合いますか?」と確認して下さる。紹介回数が増すたび弊社とのマッチ度合も増す、という理想的なPDCAが回せています。まだ選考中の方が多く内定には繋がっておりませんが、かなり期待大です。次にAttackさんは、ベンチャー企業特化×カルチャーフィット重視の企業さんです。キャリアウェイクというメディアも運営されており、事前に代表芝辻のインタビューをしてくださったうえでのご紹介なので、弊社理解が深く、ご紹介いただく方のマッチ度が高いです。紹介数はそこまで多くないですが、選考通過率はかなり高い状態です。現状何よりもカルチャーフィットを重視している弊社には、相性の良い企業さんです。こちらもパーソルさん同様、まだ選考中の方が多く内定には繋がっておりませんが、本当に素敵な方との出会いをいただいております。

大手の総合人材企業は、リーマンショック前バブル期並みと言われる売り手市場で他社さんからの引き合いも多い中、弊社の優先度を上げていただくのは難しいかなと思ったのですが、どの企業さんもとても丁寧にご対応いただいています。まだ紹介数自体は多くないので、より密なコミュニケーション、より多くの情報を提供していきたいです。

4)リファラル:実績編

こちらについてはうまく仕組み化することができず、代表人脈に頼ったリファラルとなりました。リファラルの設計しようと思いながらも、業務に追われてしまい重要度高いのに優先度を下げてしまいました。12月からはここをきっちり、社員協力を得て進められるように考えて実施したいです。実はフーモアではこれまで「採用戦略」とか「年間採用計画」とかを明確に定めておらず、今期より手探り状態で開始、「採用専任者」というのも私が初。お願いしている人材企業さんからの理解よりも、社内からの採用理解、採用協力要請の方が難易度が高いと感じています。リファラルってどうするのが良いのでしょうか。

悩んでいること

悩んでいるのはデータ管理です。ATSを導入していないため、スプレッドシートで管理票を作成しています。応募者様にIDを付与し、そのIDを引数にスケジュールや書類、選考結果など管理しています。1人1人の情報を手入力、選考評価シートを毎回フォーマットからコピーして作成し、評価結果を別の管理票に手入力、Googleカレンダーで選考担当者のスケジュールを確保し、管理票に手入力、経由情報を管理票に手入力、応募者様の履歴書や職務経歴書を該当フォルダに格納し、、、スケジュール管理・評価管理・応募者情報管理が煩雑で管理および振返りに工数がかかっています。管理票きれいに作れればいいんですが、なかなかうまいこと設計できず、10月までに作成したものを運用してみてここが不便だな、と感じつつ修正を後回しにしてしまっているという状況。これは他の企業さんはどうされているのでしょう?おススメの方法があれば是非ご教示ください!

12月度に絶対やること

12月は中旬以降求職者さんがあまり動かなくなる月です。このタイミングで重要度高いながらも完了できていなかった以下3点を完了させ、3~4月入社に向けた求職者さんの波を捉えられるよう整えます!
①リファラルの設計を一旦やりきってみる
②各媒体の各文面をブラッシュアップする
③管理シートを運用しやすいように修正する

以上、11月の振返りでした。

フーモアではWEBディレクター(WEBマーケプランナー・LPやWEBサイト制作)、ディレクター(制作進行・プロジェクトマネージャー)、アカウントセールス(提案営業・リード獲得)、ビジネスストラテジー(経営企画・商品企画・新規事業・KPI設計・仕組作り)で募集しています!

まずは気軽に話を聞きに来てみてください。

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