1
/
5

参議院議員選挙、俺の推しを見てくれ

今回の参院選、差別的な発言を繰り替えす参政党が躍進する、というトンデモな展開にうんざりされている方も多いと思います。

しかし、それでもなお、我々は選挙に向き合う必要がある。

少しでもまともな人たちに一票を入れ、濁流のような負のうねりに対抗していかないといけません。

そんなわけで、駒崎弘樹のガチ推し参議院候補まとめ。「実際に会って話したことのある人」に限定して紹介しています。


森まさこ(福島)

子どもへの性犯罪の再犯防止政策「日本版DBS」を一緒に進めた同志。弁護士出身で法務大臣経験ありピカピカな経歴だけど、実は貧困世帯に生まれ育った苦労人。性犯罪刑法改正にも尽力し、ひとり親支援の推進役。自身で開催している「魔法学校」で若者と語るなど、次世代育成も忘れない。
この人を落としたら、日本のひとり親政策は一気に後退しちゃうので、全国のひとり親と支援団体のみなさん、応援しましょう。


奥村まさよし(東京・立憲)

元RAG FAIRのボイパおっくん。保育士として3年間働いた経験を持ち、現場の実感を政治に。気象予報士・防災士資格もあり、災害時の発信も頼れる。育児や子育て支援、保育士の待遇改善に情熱を燃やす、元アーティストの異色の保育系政治家。

めちゃくちゃ優しい人なんですよね。僕がある財務官僚さんに「日本の子どもへの公的教育投資は十分やってる」って言われて「何言ってんだ、そんなわけないだろ」って飲み屋で喧嘩した時があったんですね。そこでおっくんは「もうちょっと考えてもらえると嬉しいな」とかって場を和ませてくれて、ああこの人ほんと良い人だな、と。


山尾しおり(東京・無所属)

「保育園落ちた日本死ね」を国会に持ち込んだ、国会の切込隊長。元検察官、現在は無所属で筋を通す論客。選択的夫婦別姓や子育て支援に本気で取り組み、「中道を目指す」姿勢は本物。実は元アニー役でピアノが得意な多才ママ。

不倫疑惑とかで色々叩かれましたが、僕は彼女が女性ということで、叩かれすぎていると思うんですよね。だって不倫している男性政治家いっぱいいるし、報道されてても、この人ほど叩かれてますかね。永野芽郁と田中圭だって、永野芽郁は社会的に抹殺されて、田中圭は全然元気で、なんで女性側だけめっちゃ叩かれるんでしょうか。そもそも他人の恋愛に口出すなよ、家族の問題だろ、と思っちゃったり。


山田太郎(比例・自民)

表現の自由の守護神。漫画・アニメの規制反対に命を懸け、こども家庭庁や児童基本法成立にも尽力。オタク代表で、コミケにも出没。国会での成果も多数、政策オタクの鏡。

僕は表現の自由については、ちょっと考え方が違います。特にネット上のデマと誹謗中傷については、しっかりと規制していくべきだと思っています。なので山田さんとはスタンスがだいぶ違う。だけど、彼の子どもや障害児に対する眼差しと真剣さには、本物を感じています。考え方は違うけど、応援。


上月りょうすけ(茨城・自民)

元総務官僚・副知事の堅実派。自民党の良心。地方創生、孤独孤立対策、農業・インフラ政策と地味ながらめちゃ実績多い。鉄道オタク&洋楽好きという意外な一面も。自民党にこの人がいてくれて良かったと思わせるタイプ。

ほんと良い人かつ、ちゃんと仕事ができる人。


あずま修平(大阪・無所属)

28歳で四條畷市長当選→市役所を改革→2期で退任して国政挑戦。タグラインは「壁を壊せ!」で、子育て支援やICT活用も市長時代に実践済。熱量と行動力の塊で、ネット配信や対話集会などZ世代的アプローチも得意。

めちゃくちゃ優秀。かつ彼のリーダーシップスタイルは、現場からボトムアップの意見や提案を受け止めて実現していく、という形で、敵を作らずに進めていくんですよね。見習いたい。彼こそ真の「シゴデキ」。


安野たかひろ(比例・チームみらい)

AIエンジニア×起業家×SF作家=新しい政治の申し子。チャットボットで政策議論したり、Discordで草の根政策会議したり。「民主主義を技術でアップデート」したい人、まずは彼を国会へ。

ほんと、エンジニアが永田町っていうアナログの局地の場所に行くとどうなるか、っていうのは見てみたいですね。


佐々木さやか(神奈川・公明)

現場重視の法務系ママ議員。35人学級や性犯罪厳罰化など、粘り強く実現してきた実績多数。温かく堅実な人柄で、素晴らしい人だな、と。

ちなみに公明党は「自公」ってことでセットで今回は不人気なのですが、マジでまともだと思っています。今後は、①創価学会以外の候補者を立てる②(佐々木さんや山本かなえさんみたいな素晴らしい)女性候補を増やしていく という2軸で「開放改革」していけば、日本の中道政治の柱になっていくのでは、と期待しています。


寺田しずか(秋田・無所属)

高校中退からの早稲田→秘書→国会議員。不登校支援や医療的ケア児の法整備など、「当事者感覚」で政策を推進する優しい行動派。

寺田学議員のパートナーでもあります。弟さんを亡くされたことが政治を志すきっかけに。こういう方が永田町に増えていくと良いな、と思います。


【番外編】仲川げん(奈良市長)

参院選じゃないけど、奈良市長選が裏でやっています。10年以上子ども・福祉政策を地道に進めてきた地方政治の希望。全国の首長の中でも、政策センスと突破力はトップクラス。実はもともと奈良NPOセンターの事務局長でもあって、NPO→政治家になって人のロールモデルでもあると思います。情熱と実行力の塊、げんさん頑張れ。


というわけでいかがだったでしょうか?参考にしてもらえたらとっても嬉しいです!!

萎えずに選挙、関わっていきましょう。

入れたら推しができるし、選挙結果も楽しみになる。

楽しみが2倍。

そして、関わることでしか民主主義は維持できないから。

絶望を抱えつつ、自分のやれることやりましょう!!!



Like Hiroki Komazaki's Story
Let Hiroki Komazaki's company know you're interested in their content