パドマ幼稚園は、大阪・天王寺で70年以上にわたり、幼児教育に取り組んできました。その中で培った実践や知見を、広く家庭や社会へ届けていくために、新たに立ち上げるのが「パドマ教育文化基金(PCF)」です。
私たちが大切にしているのは、「子ども・家族・社会」のつながりです。子どもの育ちは、園で過ごす時間はもちろん、家庭で交わす言葉、親子での体験、芸術や地域の人々との出会いとも深く結びついています。だからこそ、幼稚園の取り組みも、そうした暮らし全体へと視野を広げたいと考えています。
子どもの学びから、家庭の文化、地域の未来へ
PCFでは、幼児教育の実践・研究を支えながら、親子がともに学ぶ機会や、世代・立場を超えて語り合う場を育てていきます。
例えば、絵本やアートに触れる体験、子育てについて考える講演会や対話、保育の実践を共有する研究・発信など。園に通う家庭に加え、卒園生やその家族、地域の人々にも関わっていただける取り組みを目指しています。
その背景には、全国約200園が参加する総合幼児教育研究会(総幼研)や、「ひらかれたお寺」として文化活動を重ねてきた應典院とのつながりもあります。應典院が掲げる「まなび・アート・ケア」を通じた場づくりとも接点を持ちながら、教育と文化、地域をつなぐ可能性を探っていきます。
既にある価値を見つけ、新しい形にする
PCFは、これから具体的な取り組みを育てていく段階にあります。
園に蓄積された実践、人とのつながり、日々使っている空間。そうした資源を見つめ直し、「ここから、どんな学びや出会いが生まれるだろう」と考える。そして、関係者と対話し、協力しながら形にしていくことを大切にしています。
パドマ幼稚園が、自園の保育や園児募集という視野を超えて、社会へどのような価値を届けられるか。PCFは、その可能性を広げる新しい取り組みです。
詳しい構想や活動については、パドマ教育文化基金のウェブサイトをご覧ください。