リモートワークを始めて、地味に一番効いたのは運動不足でした。
通勤時代は、意識していなくても駅までの徒歩や階段の上り下り、乗り換えの移動など、それなりに体を動かしていました。リモートになると、朝起きてから寝るまで、数メートルしか移動しない日もあります。仕事自体は問題なくこなせているのに、なんとなく体が重い、集中力が続かない、と感じることが増えました。
最初はそれが運動不足のせいだとは気づいていませんでした。ただの疲れだと思っていたり、寝不足のせいかもしれないと思ったり、原因をあれこれ探していました。ただ、意識して体を動かすようにしてから、明らかに調子が変わったんです。同じ仕事量でも、頭の回転が違う感覚がありました。
取り入れたのは、"仕事の合間に短い散歩を挟む"ことでした。長い運動でなくていいので、10分でも外の空気を吸いながら歩く。午前と午後、それぞれ一回ずつと決めてルーティンにしています。それだけで、午後の集中力がだいぶ違うことに気づきました。座りっぱなしで固まっていた体がほぐれるだけでなく、頭の中も一度リセットされるような感覚があります。
もう一つ効果を感じたのは、椅子や作業環境を見直したことでした。長時間同じ姿勢でいると、それだけで体が疲弊してしまいます。ちょっとしたことですが、こまめに立ち上がる、伸びをするといった動作を挟むだけでも違いがありました。
体を動かすことは仕事の効率にも直結するんだと、リモートワークになって初めて実感しました。意識しないと本当に動かなくなる、というのがリモートの落とし穴だと思います。