声優ライブ・2.5次元舞台の振付で大切にしていること
振付の仕事というと、「かっこいいダンスを作ること」だと思われることがあります。
もちろん、それも大切な要素の一つです。
しかし僕がが振付をする上で最も大切にしているのは、作品の世界観やキャラクターの魅力をどう届けるかということです。
特に声優ライブや2.5次元舞台では、演者自身ではなく、その先にいるキャラクターや作品を観客へ届ける役割があります。
そのため振付を考える際は、「このキャラクターならどう動くだろう」「この楽曲で何を伝えたいのだろう」という視点からスタートします。
技術的に難しい動きを作ることよりも、作品やキャラクターの魅力が自然と伝わることを大切にしています。
また、振付は単独で存在するものではありません。
照明、フォーメーション、演出、楽曲、衣装など、さまざまな要素と組み合わさって初めてステージとして成立します。
だからこそ私は、振付だけでなくステージ全体の見え方や流れも意識しながら作品づくりに向き合っています。
ダンスは目的ではなく、表現のための手段です。
これからも振付・演出・ダンス指導を通して、作品の魅力をより深く届けられるクリエイターでありたいと思っています。