これまでの私のこと その3
Photo by Micke Lindström on Unsplash
第3回
「一番勉強が大変そうだから」
IT未経験の私が、あえて自治体システムの領域に飛び込んだ理由
こんにちは、加納です。前回は、弟の夢を応援するために選んだフリーター生活、そして母との別れを経て、もう一度「頭を使う仕事で情熱を燃やしたい」と決意したところまでをお話ししました。
「これからの人生、もっと知的好奇心を刺激される仕事がしたい」 そう考えた私は、業界を一切絞らずに、本当にたくさんの求人や企業を見に行きました。
その中で最終的に選んだのが、現在の「自治体向けITシステムのヘルプデスク」でした。
■ あえて「大変そうな方」を選ぶ、私の性分
当時の私は、ITの知識も自治体の法律の知識も、完全にゼロ。 それなのに、なぜこの仕事を選んだのか。理由はとてもシンプルで、「条件が良かったこと」に加えて、「自治体向けシステムなら、勉強することが山ほどあって一番大変そうだったから」です。
高校時代の文理選択のときと同じで(笑)、私はやっぱり、少し高めのハードルがある方が燃えるタイプだったのです。毎日同じことの繰り返しになりがちなルーティンワークよりも、法律やシステムを常にアップデートし続けなければならない環境の方が、自分の持て余した情熱をぶつけるには最高の舞台だと思いました。
こうして未知のIT業界へ飛び込んだ私は、持ち前のバイタリティを発揮して、社内のあらゆる面白いイベントに巻き込まれにいくことになります。
■ 誘われたら全部やる!社内で発揮したバイタリティ
入社してからの私は、とにかく「おもしろそう!」と思ったことや、声をかけてもらったことには何でも積極的に取り組みました。
社内でYouTubeやローカルミニ番組の撮影の話が立ち上がれば喜んでカメラの前に立ち、社内の親睦を深める「社員クラブ」の運営メンバー(若手からの選挙制)に選ばれれば、自分の担当枠だけに留まらず、全体を見渡して稼働が偏っている大変そうなところへ自ら首を突っ込んでサポートに回りました。100〜200人が集まるクリスマス会のビンゴ司会に巻き込まれたのも、この時期です。
「声をかけてもらえたら、まずは全力で乗っかってみる」 そんなフットワークの軽さで動いているうちに、私の仕事の舞台は、会社のオフィスを飛び出して「幕張メッセ」という全国規模の大舞台へと広がっていくことになります。