「やるべきことは分かっているのに、なぜか進められない…」。
そんな経験、ありませんか?
私たちは、日々の業務の中で、予期せぬタスクの割り込みや優先順位の急な変更、複数人での作業による状況の変化などによって、頭の中が混乱してしまうことがあります。
周囲からは「整理すればいい」「メモを取ればいい」と言われることも多いですが、その根本的な原因を説明するのは難しいものです。しかし、この問題は「能力不足」ではなく、「実行しやすい形に変換されていないこと」にあるのではないか。そう考えるようになったのが、今回のストーリーのきっかけです。
もともと、自分は「やることが分かっているのに進められない」という状態に何度も悩んでいました。
特に、タスクが途中で割り込む、優先順位が入れ替わる、複数人作業で状況が変わる、“今何をすればいいか”が崩れるといった状況で、一気に頭の中が混乱してしまうことが多くありました。
その中で、「問題は“能力不足”ではなく、“実行しやすい形に変換されていないこと”なのでは?」と思うようになったのです。
この考えを元に、数週間から数ヶ月かけて、継続的に整理を進めてきました。
基本的には個人で進めていますが、AIとの対話やコミュニティでの相談、他者の困りごとの観察などを通して、少しずつ形にしています。これは単発の取り組みではなく、「自分の体験ログを蓄積しながら考え続けている」という感覚に近いです。
まずは、「自分が何に困っているのか」を言語化することから始めました。
例えば、なぜ途中で止まってしまうのか、どのタイミングで混乱するのか、どういう指示だと実行しやすいのか、といった点を細かく記録していきました。
その後、AIを活用して、困りごとの構造整理、競合調査、支援方法のパターン分析、サービス化の方向性の整理などを進めました。
特に工夫したのは、「気合いで頑張る方法」ではなく、“最初から混乱しにくい実行環境を作る”という視点で考えたことです。
単なるToDo管理ではなく、「次にやる行動が迷わず決まる状態」をどう作るかを意識していました。
一番苦しかったのは、自分の困りごとをうまく説明できなかったことです。
自分の中では明確に困っているのに、言葉にすると「整理不足」に見えてしまい、「怠けているだけでは?」と思われることもありました。
また、情報を集めれば集めるほど、アイデアが増えすぎたり、優先順位が崩れたり、途中で別のことを考え始めたりするという状態にもなりました。
ただ、その過程で、「実行できない人を責める」のではなく、“実行できる構造を設計する”こと自体に価値がある、と気づけたのは大きかったです。
まだ完成したサービスがあるわけではありませんが、以前よりも、自分の困りごとを構造化して説明できるようになったという変化がありました。
また、同じ悩みを持つ人が一定数いると分かったこと、“個人の根性”ではなく“設計”の問題として考えられるようになったことも、大きな収穫です。
AIを使うことで、「頭の中の曖昧な感覚」を整理しながら前に進める感覚も得られました。
以前は、「自分がちゃんとできないのが問題だ」と考えていました。
でも今は、「人が実行できるかどうかは、本人の努力だけでなく、環境設計や情報設計にも大きく左右される」と考えるようになりました。
だからこそ、“できない人を頑張らせる”のではなく、“自然と実行しやすくなる仕組み”を作る側に回りたいと思っています。
今後は、“混乱した仕事を、そのまま実行できる形に変換する支援”を、Webアプリや実行支援の形で少しずつ具体化していきたいです。
このストーリーを通じて、皆さんに伝えたいのは、“混乱”を個人の能力のせいにせず、実行しやすい「仕組み」を設計することの重要性です。
もし、「自分も同じような経験がある」「この考え方に共感できる」と感じていただけたなら、ぜひアクションを起こすきっかけにしていただけたら嬉しいです。
読んでいただいた方でよろしければ、Googleフォームに答えていただけると、今後の発信や整理の励みになります。
最後に、ひとつお願いです。
仕事や作業の進め方で感じる「進めづらさ」「混乱」「つまずき」について、多くの方の感触を集めたいと考え、
Googleフォームの「仕事中の進めづらさ・混乱に関するアンケート」 を用意しました。
やりにくさや混乱を把握するためのもので、専門知識は不要です。
日常の中で感じたことを、気軽に教えていただけるとうれしいです。
よろしければ、以下からご回答ください。
仕事中の「進めづらさ・混乱」に関するアンケート
https://forms.gle/zaMCTVe48Mc18hDJ6
障害特性のせいで諦めかけていた「自分のこと」を、この記事を読んでくださっているあなたに届けられるようになった。それが何よりの収穫でした。