余白を見るということ 写っていないものを意識する
Photo by Brando Makes Branding on Unsplash
こんにちは。写真家 日暮親徳 として活動しながら、クリエイティブディレクターとして仕事をしています。
写真を撮るとき、多くの人は「何を写すか」を考えます。
でも同じくらい重要なのが、「何を写さないか」ということです。
フレームの中にすべてを入れるのではなく、あえて余白を残す。
そうすることで、見る人の想像が入り込む余地が生まれます。
余白は、ただの空白ではありません。
そこには空気や時間、見えないストーリーが含まれています。
例えば、誰もいない椅子。
そこに人はいませんが、ついさっきまで誰かがいた気配を感じることがあります。
クリエイティブの仕事でも同じです。
情報を詰め込むだけでは、伝わるものも伝わらなくなります。
あえて削ることで、本質が見えてくる。
写真は、その「引き算」を学ぶいいトレーニングになります。
どこまで残して、どこから削るのか。
余白をどう扱うかで、作品の印象は大きく変わります。
見えているものだけでなく、見えていないものにも目を向ける。
それが視点を深くすることにつながると思っています。