「今年もダメだった」
そう思いながら参加した社内の「AIで業務効率化コンテスト」。実はこれ、私にとって7回開催されているなかで6回目の挑戦でした。
過去5回、悔しい結果が続いていました。それでも諦めずに挑戦し続けた結果、今回ついに優秀賞(2位)をいただくことができました。(惜しくも優勝ができませんでしたが…)
この記事では、エンジニアを目指すきっかけになったこのコンテストでの挑戦と、実際に作ったツールの中身、そして得られた成果についてお話しします。
きっかけは「5回連続で結果が出せなかった」悔しさ
私が所属する会社では、AIを活用して業務効率化を図るアイデアを競う社内コンテストが定期的に開催されています。
正直に言うと、最初の頃は「参加すること」自体が目的になっていました。アイデアを形にする技術力もなく、思いついたことをうまく実装できないまま終わる、という悔しい経験を何度も繰り返してきました。
でも、参加するたびに少しずつ「もっとちゃんと作れるようになりたい」という気持ちが強くなっていきました。振り返ると、このコンテストへの挑戦こそが、私がエンジニアという職種を本気で目指すきっかけになりました。
6回目の挑戦:GAS × Gemini APIで作った「料金計算アプリ」
今回作成したのは、Google Apps Script(GAS)とGemini APIを組み合わせた料金計算アプリです。
仕組み
- GAS:入力された条件をもとに料金を自動計算
- Gemini API:GASが算出した計算結果を読み込み、お客さまへの提案内容を自動で生成
これまで人の手で行っていた「計算」と「提案内容の検討」という2つの工程を、ツールが一気通貫でサポートしてくれる仕組みです。
計算だけを自動化するツールは珍しくありませんが、そこにAIによる「提案」というひと工夫を加えたことが、今回評価いただけたポイントだったのではないかと感じています。
得られた成果
実際に現場で運用した結果、想像以上の成果が出ました。
試運転期間:1ヶ月間
- ✅ 工数を60%削減
- ✅ ヒューマンエラーがゼロに
- ✅ 前年同月比で獲得数が2.4pt向上
- ✅ お客さまの解決率・満足率がともに100%を達成
数字だけを見ても、業務にしっかりインパクトを与えられたことが実感できます。何より、現場のメンバーが「楽になった」「安心して使える」と言ってくれたことが一番嬉しかったです。
悔しさもある。でも、続けてきてよかった。
今回、優勝は逃しました。正直、悔しい気持ちはあります。
それでも、6回参加してようやく結果が出たという事実は、私にとって大きな自信になりました。うまくいかなかった過去があったからこそ、「どうすれば現場で本当に使われるツールになるか」を考え続けることができたと思っています。
技術力だけでなく、「現場の課題をどう解決するか」という視点を持ち続けることが、最終的には評価にもつながるのだと実感しています。
これからも、現場に本当に役立つものを作れるエンジニアを目指して、挑戦を続けていきます。