どうも!内山平祐です。
映像制作の仕事を続ける中で、「なぜ動画はSNSでここまで強いのですか?」
という質問をいただくことがあります。
アルゴリズムや仕様の話ももちろんありますが
現場で感じる一番大きな理由は
人は文字より先に「空気」を受け取るからだと思っています。
例えば同じ企業紹介でも文章だけでは伝わりにくい魅力があります。
社員同士の自然な笑顔、仕事に集中する姿、オフィスの雰囲気、声のトーンや
間の取り方。こうした情報は動画になることで一瞬のうちに伝わります。
特にショート動画では最初の数秒が勝負です。
その短い時間で「続きを見たい」と思ってもらえるかどうかが結果を大きく左右します。そのため私は編集技術だけではなく、「誰に何を感じてもらいたいか」を
最初に考えるようにしています。
企業の採用広報やブランディングでも同じです。
会社の実績を並べるだけではなく「ここで働く未来を想像できるか」が重要になります。動画はその未来を自然にイメージさせる力を持っています。
テレビ制作や広告映像の現場で学んだことは、映像は情報を詰め込むほど
伝わるわけではないということです。むしろ本当に伝えたいことを絞り
一つの感情にフォーカスした映像のほうが、人の心には長く残ります。
SNSは流れるスピードがとても速い世界です。
しかし、その中でも「この動画だけは最後まで見てしまった」と
思ってもらえる作品には共通点があります。
それはテクニック以上に、人への理解が映像に込められていることです。
私はこれからも再生回数だけを追いかけるのではなく
見た人の記憶に残り、企業やサービスの本質がきちんと伝わる動画を作り続けたいと
考えています。
動画の強さとは情報量ではなく、人の感情を自然に動かせること。
その価値はこれからのSNS時代においてますます大きくなっていくと感じています。