諦めなかった理由――私が物語を書き続ける理由
好きなことを仕事にしたい。
誰もが一度は抱く気持ちだと思います。
でも、「好き」だけでは続けられないことも、私は知っています。
始まりは、小学校の「物語の続きを書く」という課題だった
小学生の頃、学校の課題で「物語の続きを書く」というものがありました。
授業で出された、何気ない課題です。 でも私にとっては、あの日がすべての始まりでした。
自分でキャラクターを動かし、言葉を選んで物語をつくる。 そのとき感じた「楽しい」という感覚は、ずっと消えませんでした。
中学生になると自分で小説を書くようになり、大学を卒業してからも書き続けました。 ただ読んで楽しむのではなく、自分の手で物語をつくりたい。
そんな気持ちが、ずっとそこにありました。
「向いていないのかもしれない」と思った時期があった
好きだけでは、うまくはなりません。
キャラクターの感情がうまく表現できない。
読むたびに、自分では気づけない課題が見つかる。
新人賞には落選し、仕事でも文章について指摘を受けることがあった。
「本当は向いていないのかもしれない」と、思ったことがあります。その時は 一度、小説から距離を置いた時期もありました。
転機は、「好きなことを大切にしていいよ」という言葉だった
そんなとき、ある出会いが私を変えました。
小さな挑戦を続けることの大切さ。
自分が本当に好きなことを、ちゃんと大事にすること。
そう教えてくれた人との出会いが、もう一度自分に向き合うきっかけになりました。
改めて問いかけたとき、答えはシンプルでした。
やっぱり、文章を書くことが好きだった。
完璧になってから応募しよう、とずっと思っていました。
でも、完璧を待っていたら何も始まらない。
そう気づいて、2025年に「電撃小説大賞」へ2作品を応募しました。
物語を書くことは、仕事にも返ってくる
小説を書くためには、人の感情を丁寧に考えなければなりません。
なぜその人は迷うのか。 どんな言葉を選べば、読んだ人に届くのか。
この問いを繰り返すことが、Webライターとしての仕事やブログ運営にも確実に影響しています。
文章で「伝わる」ということへの解像度が、少しずつ上がっているのを感じています。
これからも、書き続ける
今年はnote創作大賞への応募を目指し、来年4月の新人賞に向けてさらに2作品を執筆中です。
好きなことを続けることは、簡単ではありません。
落選して、悔しくて、また書いて。その繰り返しです。
それでも私は、書くことをやめません。 なぜなら、書くたびに自分が少しずつ変わっていくのがわかるから。
挑戦し続けることと、諦めないことを、私はこれからも選び続けます。