SNSの成果が経営者に伝わらない。その構造的な原因と、私が取り組んでいること。
D2Cブランドの支援をしていると、こういう場面によく出会う。
マーケター 「今月はTikTokでフォロワーが1万人増えました。リールの再生数も50万回を超えています。」
経営者 「ほう、それは良いな。で、利益は上がったの?」
マーケター 「…それは、直接の計測が難しくて…」
経営者 「つまりわからないということ?」
この会話が繰り返されるとき、SNS予算は削減候補に上がっていく。
マーケターは「活動量」を報告している。経営者は「利益への貢献」を聞いている。この認識のズレが、D2Cマーケティングの現場で毎月起きている。
なぜSNSの成果は「わからない」のか
これは担当者の分析力の問題ではない。計測の構造的な問題だ。
GA4はラストクリックモデルで計測する。ユーザーがコンバージョンする直前の接点だけが「成果の発生源」として記録される。
実際のユーザー行動はこうだ。
TikTokで商品動画を視聴 ↓ Instagramで口コミを確認 ↓ 数日後、Googleで「ブランド名」を検索 ↓ 指名検索で流入 → CV
GA4が記録するのは最後の「Google検索(指名)」だけだ。TikTokもInstagramも、データ上は「貢献なし」になる。
SNSが購買意欲の形成に大きく寄与していても、計測の構造上、その貢献が見えない。
見落とされている「出口」の問題
ここで重要な視点がある。
帰属問題の議論は「入口(SNS)の計測」に集中しがちだ。しかし実際の現場で起きている損失の多くは、入口ではなく出口(LP)にある。
SNS経由でLPに到達したユーザーは、すでに「温まっている」状態だ。商品を認知し、興味を持ち、比較検討を始めている。
にもかかわらず、多くのLPはコールドユーザー向けの情報構造で設計されている。
- FVで「そもそも何の商品か」を説明することに尺を使う
- 信頼形成のセクションが長く、比較検討層には冗長に映る
- CTAへの導線が、興味喚起から遠い位置に設置されている
SNSで丁寧に育てたユーザーが、LP構造の問題によって冷やされてしまう。
私が取り組んでいること
この問題に対して、私はLP構造設計とファネル設計の視点からアプローチしている。
SNSからのCVを直接計測することは難しい。しかしLPのCVRを改善することで、SNSが温めたユーザーを確実に刈り取れる構造を作ることはできる。
具体的には
- GA4・Microsoft ClarityでSNS流入ユーザーの行動を可視化する
- どこで離脱しているかを構造として特定する
- SNS流入ユーザーの心理に合ったLP構造に設計し直す
入口の計測問題を、出口の設計で補う。これが私のアプローチだ。
施策がバラバラになる根本原因
SNS・広告・LINE・LP…それぞれの担当者が個別に動いている。
でも経営者が見ているのはファネル全体の利益だ。
個別施策をいくら改善しても、ファネル全体の構造が整っていなければ利益には繋がらない。
私がD2Cブランドの支援で一番時間をかけているのは、バラバラに動いている施策を整理して「どこから手をつければ利益が動くか」を特定することだ。
NextSTUDIOとして目指していること
元Webデザイナーとして制作現場を経験した後、「綺麗なLPより売れるLP」を追求してマーケティング戦略へ転換した。
今は大阪を拠点に、D2CブランドのLP構造設計・CVR改善・ファネル設計を専門としている。
担当するのは私一人だ。だからこそ案件を絞り、1社に深く入れる。大手支援会社が複数社を同時並行で回す中、あなたのブランド固有の構造を深く読み解くことを約束する。
現在、広告代理店・マーケティング支援会社との協業パートナーを探している。D2Cブランドへの支援で「LP構造設計・CVR改善」の領域で連携できる会社があれば、ぜひ話を聞かせてほしい。
NextSTUDIO D2Cグロースストラテジスト・D2Cファネル設計士
サイト:https://nextstudio-growth.jp
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