私の2つ目のAIプロジェクトの記録
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Amazonを離れて最初の1か月で、私は2つ目となるAIプロジェクトを立ち上げた。
これは感情に突き動かされた試みではない。
以前から長く考えてきた問い——
AIを「結果を出力する存在」から、人間の主観的体験に実際に参加するシステムへ進化させるにはどうすればよいか
その延長線上にあるプロジェクトだ。
このプロジェクトの切り口は、AI × タロットである。
「インタラクション」から再定義するAIプロダクト
現在の多くのAIプロダクトは、本質的にテキスト入力やクリック操作にとどまっている。
ユーザーがプロンプトを入力し、AIが結果を返す——効率的ではあるが、体験は極めて抽象的だ。
私が注目しているのは、別の可能性である。
もしAIが、人の動きやリズム、行動意図を感知できたとしたら、まったく新しいインタラクションの形が生まれるのではないか。
この発想をもとに、私は
ジェスチャー認識とAI解析を組み合わせたタロットシステムを構築している。
このAIタロットのウェブサイトでは、ユーザーのデバイスにカメラがあれば、コンピュータビジョンによって手の動きを認識し、シャッフル、カット、ドローといった一連の動作を実現できる。
タロットカードの選択は、単なるランダムなクリックではなく、
ユーザー自身の身体的な動作によって引き起こされる。
これは非常に重要なポイントだ。
この瞬間、AIは「結果生成器」から、ユーザーの行動と同期するリアルタイムシステムへと変わる。
AI × タロットは、占いではなく「知覚と解釈のシステム」
タロットを選んだ理由は、その神秘性ではない。
タロットは本質的に、「象徴」「文脈」「多義的解釈」を内包する、非常に優れた構造化システムだからだ。
タロットカードは高度に体系化されたシンボル体系であり、
AIが持つパターン認識、コンテキスト理解、ナラティブ生成の能力と、自然に補完関係を築くことができる。
このプロジェクトにおいて、AIは単にカードを解釈するだけではない。
以下の情報を統合して解析を行う。
- ユーザーのジェスチャーの動きやリズム
- カードの抽出順序と配置関係
- カードの象徴と、ユーザーの問いとの意味的関連性
最終的に生成されるのは、「未来を予言する答え」ではなく、
高度にパーソナライズされた洞察と解釈である。
システムとして捉えるなら、これは次のような構造を持つ。
知覚入力(ジェスチャー) →
象徴システム(タロット) →
意味生成(AI)
を接続する、体験型AIプロダクト
なお、本プロジェクトでは現在、運営を担い、共にグロースを目指していけるパートナーを募集している。
興味を持っていただけた方は、ぜひ私までご連絡いただきたい。