1. 資格だけが積み上がり、自分が「空っぽ」に見えた
私は現在、19歳の学生です。高校生のうちに測量士補や施工管理技士補の資格を取り、専門学校でも土木を学んでいます。
でも、あるインターンシップに参加した時、自分の中にあった小さな自信は粉々に砕けました。資格は持っている。知識もある。でも、現場では何もできない。今の自分には、業界に貢献できる実力なんて何もないんだと痛感して、急に怖くなったんです。
「このまま卒業を待っていたら、何も変わらない」
焦って現場でのアルバイトも探しましたが、安全面などの壁があり、すぐには実現できませんでした。「今、自分にできることは何か」。必死に考えて辿り着いたのが、パソコン一台で始められるシステム開発、そして「土木DX」という未知の領域への挑戦でした。
2. 独学、知り合いゼロ。AIと格闘した半年間
プログラミングの経験なんて、ほとんどありませんでした。周りに教えてくれるエンジニアの知り合いもいません。
そこで、話題の生成AIを「先生」にして、とにかく作り始めることにしました。でも、最初は散々でした。AIが思うようにコードを書いてくれなかったり、たった一つのエラーが何日も解決できなかったり……。画面の前で頭を抱えたまま、一日が終わることも何度もありました。
そんな格闘を3ヶ月、半年と続けていくうちに、少しずつコードの仕組みが見えてきました。最近では、AIにどう指示を出せばいいか、どこを直せばいいか、自分の意志でリードできるようになってきたと感じています。
正直に言えば、「AIにコードを書かせる」という今の私のやり方が、エンジニアとして正解なのかは分かりません。 でも、このスピード感で形にしていく経験は、絶対にこれからの時代の力になると信じて、今日もキーボードを叩いています。
3. 「専門家だけのGIS」を、みんなの手に
そうして生まれたのが、この「daredemo GIS(仮)」です。
デモはこちら(PC推奨): https://testapi-7ta.pages.dev/
私がこのシステムで目指しているのは「データ分析の民主化」です。 今のGISソフトは、どれも操作が難しくて、専門知識がないと扱えません。でも、本当にデータが必要なのは、街のことを考えている自治体の職員さんや、現場で戦っている中小企業の皆さんのはずです。
「誰でも、直感的に、街の未来を分析できる」 そんな、現場に寄り添った優しくて強力なツールを作りたい。その一心で、今の自分にできる限りの機能を詰め込みました。
4. 学生の「趣味」で終わらせたくない
このシステムを、単なる学生の思い出や趣味で終わらせるつもりはありません。
私は、自分が身につけた技術を、大好きな土木業界をアップデートするために使いたい。そのためには、今の自分の狭い世界から飛び出して、もっと多くの大人たちに見てもらい、プロの意見をぶつけてもらう必要があると考えています。
未熟な部分はたくさんあります。でも、「現場の感覚」と「AIを使いこなす熱量」だけは、誰にも負けたくない。
SNSでの発信やイベントへの参加など、これからはもっと「外」に向かって動いていきます。もし私の活動に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、お話しさせてください。