経歴をまとめ、求人を調べ、応募書類を整える。就職活動では、同じ情報を使いながら、用途の違う資料を何度も更新します。私はこの作業にも、日々の開発で大切にしている「記録を残し、次の作業に生かす」という進め方を取り入れています。
AIに資料の整理や文章の作成を依頼するときは、参照する情報、記録する内容、確認する観点を具体的に伝えます。別のチャットでも作業を再開できるよう、途中の結果と次の手順をファイルに残すようにしています。
元の情報から、用途ごとの資料へ
まず、経歴や実績を出典とともに整理し、公開できる範囲を確認します。Webサイトや応募書類の文案ごとに、参照した記録を対応表にまとめています。新しい成果や資格を元の記録に加えたとき、関係する文章も見直せるようにするためです。同じ事実を複数の資料で使うので、表現を変えた箇所も元の情報との対応を残します。
求人を調べる際も、判断の根拠となるページや記録を残します。経歴の情報と応募先の情報を参照しながら、伝える経験や順番を考えます。
私が決めること、AIに任せること
私が決めるのは、何を伝えたいか、どの経験を優先するか、どの表現を採用するかです。例えば、代表的な経験としては、実務で課題を整理し、AIを使った作業の流れを改善した事例を優先して伝えることにしました。
資料の分類や、文案・ページ・スクリプトの作成はAIに依頼しています。変更案は修正前後を並べてもらい、表現と根拠を確認します。事実関係、言葉の自然さ、採用担当者への伝わりやすさは、それぞれの観点から見直すよう依頼しています。
文章の見直しでは、変更前後と根拠を一つのHTMLページにまとめてもらいました。私は内容を確認して採用を決め、その後の反映と確認もAIに依頼しています。採用の判断と、反映・確認の状況を分けて記録し、次に進める作業を確認できるようにしています。
変更したら、更新先と確認結果も残す
新しい指示や修正が入ったら、進行中の作業の記録に加え、これまでの決定との関係を整理します。AIには、次のチャットで現在の状況、残っている作業、関連資料の順に読んでもらい、記録を基に続きを進めます。
公開する資料を更新したら、対象のページや配布ファイルを確認し、変更内容と確認結果を保存します。応募後は、実際に使った回答と添付ファイルを、提出日時とともに保管するようにしました。提出した版は、後の修正稿と区別して保管します。面接前にも、そのとき伝えた内容を読み返せます。
現在は、事実をまとめた資料、用途ごとの文案、進捗と提出内容の記録を、自分の就職活動で使っています。どこから情報を取り、何を確認し、変更後に何を見直すかまで決める。この進め方を、AIを活用する業務や、使い続けられるツールの設計にも生かしていきたいと考えています。