形は、生活の流れの痕跡だ。文様も、都市も、土地も。私はずっと同じ軸で世界を見てきた
1|文様の背後にある「生活の動き」を見ていた
大学院では Art Nouveau や江戸の食文化文様を扱いましたが、
自分が追っていたのは形そのものではありません。
「なぜこの形が生まれたのか、どんな生活の流れが形を育てたのか。」
文様を記録し、比較し、生活の痕跡として読み取っていました。
2|都市は拡大しただけの「文様」
現在は不動産の仕入れ・企画・運営・出口までを一人で行っています。
異なる分野に見えても、私の視点は変わりません。
都市の構造は、生活の流れが折り重なって生まれた形であり、
建物の骨格は生活者の動線=生存構造から決まります。
街は「点」ではなく、「面」で連動する、文様の読み方と同じです。
3|現場で見ているのは「生活が求める形」だけ
昭和町では課題を解き骨格を整え、
千林大宮では小さな敷地に SOHO の動線を組み、
東三国では極狭小地の二重需要を読みました。
どの案件でも軸は同じ、
生活はどこへ流れ、何を求めているのか。
4|媒介が変わっても、私の仕事は一つ
服、文様、建築、都市、土地まで
扱うスケールは違っても、やっていることは変わりません。
「生活の文脈を読み、その痕跡を構造として形にする。」
これが自分なりの仕事の根であり、
これからも変わらない「軸」です。