中部支社が生まれるまで(3)
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続き
なんやかんやで、入社が決まり、そして初出社を迎えました。
自宅で。
テレワークとかではなく、素で自宅。なぜなら事務所とか拠点がなかったから。
郵送物が受け取れる住所と転送用の電話が使えるバーチャルオフィスを契約していて、良く言えばどこでも仕事ができる、悪く言えば根無し草のようなので落ち着きはなかったです。 
完全ゼロベースでの立ち上げで、なるべくコストはかけずという考えだったため、それで良かったのですが、、、
当時の自宅が街の中心から離れていて、当時はバス路線ということもあって自宅を一旦出たら戻ることができないので結構大変でした。 
一旦自宅に戻ることが出来ない=仕事道具を一式持ち歩いていないといけない
お医者さんが持っているような大きなカバン持って営業していました。おかげでいまだににその時できたタコが手のひらに残ってます。
 
アポイントの時間が空くと、毎回喫茶店に行くわけにもいかず、ビルのエントランスかコンビニのイートインコーナーで過ごしていました。
真冬かつ、とてもゝ寒い冬だったので年末に大風邪ひいたのは今ではいい思い出です。 
そういうこともあり、1月に入り早々に伏見駅近くのコワーキングスペースを契約しました。フリーアドレスでしたが、暖かく利便性の高い場所にあるオフィス勤務となり、劇的に環境が改善されました。
2018年年が明け、春になってくるころには採用活動もうまく回りはじめ、4月時点では数名の社員が在籍するようになりました。
そのころは採用~営業~見積~請求~管理を一気通貫で(ほぼ)ワンオペで行っていたため、それぞれのフェーズの悩みも増えていたころです。
ただ、その時はそれ以上に体制拡大を至上命題としていたので、事務作業はほどほどに採用面接に力を入れていました。ほぼ全員書類通過でお会いしてスキルよりも人柄重視、、、というか未経験でも一定のコミュニケーションが取れていれば内定としていました。 
内定後の受け入れ先案件に関しては、これまでのコネを最大活用していた頃です。
今も有難いことにお取引はありますが、当時の得意先様のマネージャーの方々には感謝しかありません。
(つづく)
 
 
