【髙橋俊秀】AI時代のエンジニアが考える、人間にしかできない価値の見つけ方
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こんにちは、フリーランスシステムエンジニアの髙橋俊秀です。
AI技術の進化が加速する中、エンジニアとして日々感じているのは
「技術だけでは差別化できない時代が来ている」ということです。
ChatGPTやGitHub Copilotなど、コーディング支援ツールが当たり前になった今、
私たちエンジニアはどこに価値を置くべきなのでしょうか。
■AIは手段、人間は目的を定義する
AIは優れたコードを書けますが、「なぜそのシステムが必要なのか」「誰のどんな課題を解決するのか」
という本質的な問いには答えられません。
クライアントとの対話を通じて真のニーズを引き出し、要件に落とし込むプロセスこそ、人間の領域です。私は独立後、この「要件定義力」にこだわり続けています。
■技術と人間理解の交差点
SIer時代から多様な業界のプロジェクトに関わってきましたが、成功する案件に共通するのは
「現場への深い理解」でした。業務フローや組織文化を読み解き、技術で解決できる部分と
できない部分を見極める。これはAIには難しい判断です。
■柔軟性と責任感
フリーランスになって気づいたのは、技術力以上に「信頼」が重視されるということ。
納期を守る、問題を先回りして考える、クライアントの立場で提案する...
こうした姿勢は、AIが代替できない人間ならではの価値です。
■これからのエンジニアに必要なもの
AIをツールとして使いこなしながら、ビジネス理解・コミュニケーション力・問題解決力を磨く。
技術と人間性の両輪で、付加価値の高いエンジニアを目指していきたいと考えています。
共に成長できる仲間やプロジェクトとの出会いを、楽しみにしています。