【第20回】なつめ|身体を温め、健やかな肌を支える食材
こんにちは。
オンド.comの田中鉄也です。
今回は、第1章「美肌を作る食材」の最後の食材として、なつめをご紹介します。
なつめは、薬膳料理やお茶に使われることが多く、乾燥したものは保存しやすい食材です。
なつめに含まれる栄養素
なつめには、食物繊維やカリウム、鉄などのミネラル、ビタミン類が含まれています。
身体をつくるために必要な栄養素を含むため、日々の食事に少量取り入れる食材として活用できます。
ただし、なつめだけで肌のハリや透明感が改善するわけではありません。
主食、主菜、副菜を組み合わせ、バランスのよい食事を続けることが大切です。
薬膳では身体を養う食材
薬膳では、なつめは身体を養い、血を補う食材の一つとして考えられています。
顔色がすぐれないと感じるとき。
疲れやすいとき。
冷えを感じるとき。
乾燥が気になるとき。
このような場合に、なつめを食事に取り入れてみるのもよいでしょう。
身体が冷えやすい方は、温かいお茶やスープと組み合わせると、より食べやすくなります。
おすすめの食べ方
なつめは、次のような食べ方ができます。
- なつめ入りの薬膳茶
- なつめと生姜の温かい飲み物
- なつめと白きくらげのデザート
- なつめ入りのお粥
- なつめと鶏肉のスープ
乾燥なつめは、そのまま食べることもできますが、少し硬い場合は水で戻したり、煮込んだりするとやわらかくなります。
はちみつやクコの実、白きくらげなどとも相性がよく、薬膳らしい組み合わせを楽しめます。
食べる量に注意する
なつめは自然な甘みがありますが、糖質も含まれています。
一度にたくさん食べるのではなく、少量を料理やお茶に加える程度から始めるとよいでしょう。
また、糖分の摂取量を管理している方や、持病のある方は、摂取量について医師や管理栄養士に相談してください。
体質に合わないと感じた場合は、無理に続ける必要はありません。
第1章を振り返って
ここまで20回にわたり、透明感やハリ、潤いのある肌を目指すために取り入れやすい食材をご紹介してきました。
トマト、人参、かぼちゃ、ブロッコリー、果物、豆乳、なつめ。
それぞれの食材には、異なる栄養素や性質があります。
大切なのは、どれか一つの食材だけに頼ることではありません。
その日の体調や季節に合わせて食材を選び、無理なく続けることです。
肌の状態には、食事だけでなく、睡眠、ストレス、運動、紫外線、乾燥など、さまざまな要因が関係します。
食事を見直すことをきっかけに、生活全体を少しずつ整えていきましょう。
次回からは、第2章「肌の乾燥を防ぐ食材」に入り、身体に潤いを与える食材をさらに詳しくご紹介します。
食べ物は薬である。
その理念のもと、毎日の食事を通して、身体の内側から健康と美容を支えていきましょう。
By 田中鉄也 オンド.com