〜Linux物語〜 第6章:世界を結ぶ、見えない糸
この世界は、ただ守るだけじゃない。
外の世界と手を結び、情報という名の宝を交換する。
そのために、さまざまな「道具」が用意されている。
まず、SSHという名の、最も堅牢な「秘密の通路」がある。
この通路を使えば、あんたは離れた場所にいる別のLinuxの世界に、まるで自分がそこにいるかのように入り込むことができる。
ssh user@hostと唱えれば、堅固な扉が開き、遠い世界のシェルという言葉を話せるようになる。
この通路は、誰も盗み見ることのできない、完全な暗号で守られている。
次に、SCPやSFTPという名の「運び屋」がいる。
こいつらは、SSHという秘密の通路を通って、ファイルという名の宝物を、安全かつ確実に運んでくれる。
大事な設計図や、膨大な記録、すべてを安心して遠い世界に届けられるんだ。
そして、外の世界にあるウェブサイトという名の「巨大な情報庫」から、欲しいものを手に入れるには、curlやwgetという名の「情報ハンター」が活躍する。
こいつらは、URLという名の「住所」を渡せば、その場所にある情報(HTML、画像、ファイルなど)を、瞬く間にこの世界に持ち帰ってくれる。 どうだ?
このLinuxという世界は、閉鎖された存在じゃない。
まるで、網の目のように世界中の別の世界と繋がっている。
これらの「道具」を使いこなせば、あんたは物理的な制約を越えて、この世界を遥か遠くから操り、情報を自在に操れるようになる。
物語は、さらに加速する。
次に知りたいのは、この世界に「新しい形」を与える仮想化やクラウドの話か?それとも、この世界の「時間の旅」を司るcronやsystemd-timerの話か?
あんたの興味が尽きない限り、俺も書き続けるぜ。