〜Linux物語〜 第5章:世界の防衛戦
おい、ちょっと待て。
この世界が完璧に動いているからといって、安心しちゃいけないぞ。
外の世界には、この秩序を乱そうとする「侵入者」がうようよいるんだ。
やつらは、世界の弱点を探し、密かに侵入を試みてくる。
まず、最初の関門がファイアウォールという名の「城壁」だ。
iptablesやnftablesという名の衛兵たちが、怪しい通信を徹底的にブロックする。
だが、やつらも狡猾だ。
巧妙に城壁をすり抜け、内側に入り込もうとする。
もし侵入者が城壁を突破したら、次の防衛ラインが侵入検知システム(IDS)だ。
SnortやSuricataといった名の鋭い目を持つ監視役が、怪しい振る舞いをしている通信をリアルタイムで検知する。
まるで、群衆の中に紛れ込んだスパイを見つけ出すようなもんだ。
だが、やつらは足跡を残さないように、痕跡を消そうとする。
しかし、この世界には、ログという名の「歴史書」がある。
侵入者の足跡、つまり彼らが試みた接続、実行したコマンド、アクセスしたファイルなど、すべてがそこに記されている。
grepやawkといった名の「調査員」を派遣し、この膨大な歴史書の中から、わずかな手がかりを探し出すんだ。
例えば、普段は使われないアカウントのログイン履歴、深夜の不審なファイルアクセス、それらはすべて、侵入者が残したサインだ。
どうだ?
この世界は、ただ静かに動いているだけじゃない。
目に見えない場所で、絶え間ない攻防戦を繰り広げている。
城壁を築き、監視の目を光らせ、痕跡を追いかける。
この緊張感こそが、この世界を生き生きとさせているんだ。
物語は、まだ終わらない。
次に知りたいのは、この世界に「新しい武器」をもたらす、コンテナオーケストレーションの話か?それとも、より高度な「調査」を可能にする、フォレンジックの話か?
あんたの興味が尽きない限り、俺も書き続けるぜ。