「AIを使いたい」という相談が増えている
フリーランスとして複数のスタートアップを支援する中で、最近特に多いのが
「AI技術を導入したい」という相談だ。
生成AIブームの影響もあり、多くの企業が「自社のサービスにもAIを」と考えている。
しかし、実際に話を聞いてみると、
明確な目的がないまま「AI導入ありき」で進めようとしているケースが少なくない。
技術者として大切にしている3つの問い
AI技術導入の相談を受けたとき、私は必ず以下の3つを確認する。
1. 本当にAIが必要か?
「AIで解決したい課題」を深掘りすると、実は従来の技術で十分対応できることが多い。シンプルなルールベースや、既存のデータベース機能で解決できるなら、
そちらの方がコスト・保守性の面で優れている。
2. データは揃っているか?
AI技術、特に機械学習は大量のデータが前提となる。
学習用データの質と量が不足していれば、どんなに優れたアルゴリズムも機能しない。
データ収集の仕組みから設計が必要なケースも多い。
3. 運用コストは見合うか?
AIモデルの学習、推論にかかるサーバーコスト。定期的な再学習や精度改善の工数。
これらを含めて、ビジネス価値が運用コストを上回るかを冷静に判断する必要がある。
「作らない」という選択肢
先日、ある企業から「カスタマーサポートにAIチャットボットを導入したい」と
相談を受けた。
詳しくヒアリングすると、問い合わせ件数は月30件程度。FAQページの充実で
十分対応できる規模だった。私は「今はAIより、FAQの整備に投資した方がいい」
と提案した。
新卒でSIerに入社した頃から学んできたのは、技術は目的ではなく手段だということ。
フロントエンド、バックエンド、サーバー構築、AI技術。どれも素晴らしいツールだが、ビジネス課題を解決してこその価値だ。
一緒に「価値あるプロダクト」を作りませんか
もしあなたの会社が、
- AI技術の導入を検討しているが、何から始めればいいかわからない
- 技術的な実現性とビジネス価値のバランスを相談したい
- 本質的な課題解決のために、技術選定から一緒に考えてほしい
そんな課題を抱えているなら、ぜひお話ししましょう。
真摯に開発と向き合い、共に価値あるプロダクトを作っていきたいと考えています。
川口勇氣 / Yuki Kawaguchi
システムエンジニア | フリーランス
Webサービス開発 | フルスタック | AI技術導入支援