こんにちは!前嶋拳人です。
木々の葉の間からこぼれ落ちる柔らかな光が地面の上で優しく揺れている庭の片隅に古い木のベンチがひっそりと置かれています。 長い年月を経て風雨にさらされたその木肌には独特の深い味わいがありそこに腰を下ろすとなぜか心の中のざわざわとした雑音がすっと消えていくような気がします。 私たちは普段から時間に追われるように慌ただしく毎日のスケジュールをこなしながら少しでも先へ進もうと必死になりがちです。 しかし人生という長い道のりにおいては時にはそうした足を止めて緑豊かな木陰で大きく深呼吸をする時間こそが何よりも大切なのかもしれません。 これまでの歩みを振り返ってみても決して平坦な直線ばかりではなく予期せぬ壁にぶつかって立ち止まることもたくさんありました。 安心できる大きな場所から一歩を踏み出して自分の力だけで新しい道を切り拓こうとしたときも最初は不安で胸がいっぱいでした。 それでも自分の足でしっかりと立ち周りの景色を注意深く見渡してみるとそこにはそれまで気づかなかった新しい発見や温かい出会いがたくさん転がっていました。 完璧な計画通りにいかないからこそ思いがけないドラマが生まれ自分だけのオリジナルな物語が形作られていくのだと思います。 古いベンチに腰掛けながら風に揺れる葉の音に耳を澄ませていると日々の忙しさの中で凝り固まっていた思考や緊張がゆっくりとほどけていきます。 目に見えないスピードで変化していく世の中にあっても自分の中にある大切な軸足だけは見失わずにしっかりと持っていたいものです。 これからも焦らずに自分のペースを大切にしながら目の前にある小さな日常や一瞬一瞬の出来事を丁寧に味わい尽くしていきたいと思っています。 木漏れ日が優しく足元を照らし出すように今日という一日が穏やかで温かいものになることを静かに願いながら私はまた新しい一歩を踏み出すための準備を整えます。