〈桜井隆二〉【国分寺市】大手SIerからスタートアップへ。33歳で選んだ新しい挑戦
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大手SIerに在籍していた頃僕は安定した環境の中で、
予定通りに回る巨大システムの一部分を担っていました。
そこには学びも責任もありましたが、
同時に「自分がいなくても成り立つ仕組み」の中にいる感覚もありました。
転機になったのは、スタートアップの友人と話した一言でした。
「一人のエンジニアがプロダクト全体を変える瞬間があるよ」
その言葉が、ずっと頭から離れませんでした。
33歳になったタイミングで思い切って独立し、国分寺を拠点に
スタートアップ数社の開発支援に飛び込みました。
最初は、仕様が次の日には変わるスピードに驚かされました。
でも、要件定義から設計、実装、インフラまで、すべての工程に関わる中で
「自分が作ったものが直接ユーザー体験を変える」という感覚が、
僕のエンジニアとしての血を再び熱くしてくれました。
特に印象に残っているのは、ある企業の自動化導入プロジェクト。
数分短縮できれば十分と言われていた業務が、スクリプトひとつで
数十分レベルで改善し、現場の方に本気で感謝された瞬間があります。
あれは、大規模開発の世界では得られなかった距離の近さでした。
国分寺での生活は、都心の喧騒から少し離れつつ、集中とリフレッシュを
自然に切り替えられる環境です。
この“余白”が、僕にとっては挑戦を続けるための大事な土台になっています。
安定を手放したからこそ見えた景色があります。
33歳での挑戦は早くも遅くもありません。
今の自分が、最も自分らしくいられる働き方を選んだだけ
そんな想いで、今日もコードと向き合っています。