(商業施設実績)
(商業施設実績)
地域に開かれた“集いの場”をデザインする
先日、鹿児島市内で商業施設の設計・監理を担当させていただきました。
カフェや物販店舗、地域の方々が気軽に集える共有スペースを備えた小規模複合施設です。
計画の初期段階からオーナー様やスタッフの方々と対話を重ね、
「お客様が立ち寄りやすく、居心地よく過ごせる空間」
「働く人にとって無理なく続けられる動線と設備」
を両立させることを大切にしました。
設計のポイント
- 街に対して開く:大きなガラス面を道路に向け、外からも賑わいが伝わる構成に。
- 動線の工夫:接客とバックヤードの動きを分けることで、スタッフが効率的に働ける設計を。
- 居心地の良さ:木の素材感や柔らかな照明を用い、来訪者が自然に長居したくなる雰囲気を演出。
完成後の声
オープンから間もなく、地域の方々が自然と集まり、
「ちょっと立ち寄れる場所ができてうれしい」
「店内の居心地がいいので、打合せにも使わせてもらっています」
といった声をいただいています。
建築は“箱”をつくることが目的ではなく、
「暮らす」「働く」「集う」を支える舞台を整えることだと、改めて実感しました。
これからも地域に根ざし、人の声に耳を傾けながら、日常に寄り添う設計を続けてまいります。