【山本達也:千葉県/市川市】市川の街とコードの調和
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こんにちは、フリーランスシステムエンジニアの山本達也です。私は、10年以上のキャリアを持ちながら、今も日々新しい発見をし続けています。特にフリーランスとして働くようになってからは、自分のペースで仕事を進められる分、環境が持つ力を強く感じることが増えました。そして、その「環境」とは、私が住んでいる千葉県市川市のことです。
市川は東京に近いベッドタウンでありながら、どこか落ち着いた雰囲気を持っています。都心の忙しさとは対照的に、ここの空気はゆったりとしていて、まるで開発の作業にぴったりな「隙間時間」を与えてくれるような気がします。
私が開発を進める際、意識していることの一つに「時間と空間の使い方」があります。市川市には、江戸川の堤防沿いに広がる自然や、少し歩けば見える古びた商店街など、都会の喧騒を感じさせない穏やかな場所が多いんです。たとえば、午前中にクライアントからの要望を受けてシステムの設計を進め、その後、近くのカフェで一息つく。自然とアイデアが浮かんできて、その後また集中してコードを打つ…そんな繰り返しが心地よいんです。
思い返せば、システム開発を始めたころは、時間に追われて必死にコードを書いていました。開発のフローも「速さ」が最優先でした。しかし、年々その考え方が変わり、効率的な開発だけでなく、もっと「質」を大切にするようになりました。それを実感したのは、やはりこの市川の環境が影響している部分が大きいと感じています。
特に、この街の「古き良きもの」と「新しきもの」が交わる瞬間にインスピレーションを得ることが多いんです。駅前の最新の商業施設に足を運ぶと、新しい技術やトレンドが体感できます。一方、少し足を伸ばすと、昔ながらの商店街や小さな神社が静かに佇んでいます。そのバランスを目の当たりにしながら、「開発もこれと同じだ」と気づくことがありました。
たとえば、あるプロジェクトで、最新技術を使って既存のシステムを大幅にリプレイスする必要がありました。しかし、最初は最新技術をフル活用することばかりを考えていました。けれど、市川市の街を歩いていると、「安定した基盤が大切だ」という気づきがありました。既存のシステムの良い部分を残しつつ、新しい技術を取り入れていく。そうすることで、安定感と革新性のバランスが取れることを実感したんです。
また、フリーランスとして働く醍醐味の一つは「自分の時間」をどう使うかということです。市川の街には、リフレッシュできる場所がたくさんあります。江戸川沿いの散歩や、地元の小さなカフェで過ごすひととき。それらが、コードの進捗にどう影響するかは計り知れません。コードを書くとき、アイデアが突然湧き上がる瞬間があります。それは、ただ集中しているだけでは得られない瞬間であり、何気ない日常が作り出す魔法だと思っています。
私の仕事において、市川という街はまさに「インスピレーションの源」。その自然な調和が、開発の作業にも反映されているのだと、最近特に感じています。日常の中での発見が、システム開発をより面白く、充実したものにしてくれる。そんな気づきを大切にしながら、これからもクライアントの問題解決に貢献していきたいと思っています。
これからも、静かな街、市川での仕事を続けながら、新たな発見を楽しんでいこうと思っています。