無意識について1
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皆さんはかなえたい夢や願望はあるだろうか??
僕には具体的な夢や目標はないがふわっとこうなりたいといった理想の姿というものがある。自分なりにその姿に近づくために多くの本を読んだ。こんな文章を読んでくださる皆さんの役に立てばと考え文章を作製しているのでよかったら肩の力を抜いて読んでほしい。
突然だが、僕は脳というものに興味がある。なぜか?理由は2つある。一つは人類が長年研究しているのにまだまだブラックボックスであるからだ。未知のものは興味深くすごく興味関心が引かれる。二つ目は、自分の中に眠る才能を探したいからだ。人間にはみんな何かしらの才能があるとよく耳にする。実際、今自分の目の前に超次元的な存在が表れて、君の才能を教えてあげようと言われたら誰でも教えて欲しいだろう(天邪鬼な人は違うかもね)。こんな長々書いたが僕が脳に関心を持つ理由なんて正直どうだっていいだろう。本題に入ろう。
人間の意思決定について:こんな実験を知っているだろうか。ベンジャミン・リベット(Benjamin Libet)による実験(1983年)内容は以下の通りだ。
- 被験者は「自由に好きなタイミングでボタンを押して」と言われる。
- ボタンを押す瞬間に「いつ押すと決めたか」を報告する。
- 脳活動(準備電位)を測定。
実験結果は、脳の準備電位(readiness potential)は、行動を意識的に決めたと報告されるよりも約0.3秒〜0.5秒早く出現する。つまり何がいえるかというと「行動を決める」と感じる前に、すでに無意識下で脳が動き始めているということがいえる。ここから僕が言いたいことは、人間は自分で意思で意思決定をしているように考えているけど、実は無意識が先行していると捉えることができるという点だ。(現在も研究されているが人間の意思というものはまだ解明されていないらしい)
では次に話が少し変わるが日常について考えよう。これを読んでくれている人は、自分で何かを選択したことを覚えているだろうか?例えば、今日のお昼はサンドイッチにしようとか、朝ごはんは無しにしようとか、これを買おうとか何でもいい。人間という生き物は、毎日すさまじい量の選択をしてる。選択というのは意思決定だ。どんな小さなことでもそう。自分という人間を定義するものだ。先ほども紹介したが意思決定は無意識が先行してると僕は捉えている。つまり、自分のなりたい姿というものを形作るのは日々の選択であり、その選択を決定するのは無意識であると捉えることができる。(これは僕の世界の捉え方であり、間違っている可能性は十二分にある。けど、興味を持ってもらえてるのであればこのまま読み進めて欲しい。優しい視点で)
そこで僕はこう考えた「無意識を鍛えることが出来れば楽して自分の理想の姿になれるやん」って。 実際、無意識は意識しないから文字通り無意識だし、選択という意思決定を無意識が先行するなら筋は通っていると思う。
人間は目から入ってくる情報が多いというのはよく聞く話だろう。「情報は網膜から10万ビット/秒入ってきて、無意識が約7000ビット/秒に絞り、さらに意識に届くのは数百ビット」(正確な科学論文ではなく、Kochらの神経情報処理のモデルや、チクセントミハイの流れ理論の意訳を組み合わせた数字)ここで注目したいのが無意識が情報をすごい絞っている点だ。これも実感があるかもしれないけど、いつもいる場所なのに突然、こんなものあったっけ?となるものがあり、友人とかに話してみるとそれはずっとあるといった会話をしたことがないだろうか?もしくは、今この文章を読んでくれていると思うけど、実は視覚の中に自身の鼻の頭が見えているとか言われると急に鼻の頭が見えてくると思う。これは見えているけど、無意識がいらないから省いてくれていることだ。呼吸も、心臓を動かすことも意識的ではなく無意識で勝手にしてくれている処理だ。
また話が変わるが、人によって物の捉え方は異なる。これは自明なことだ。誰もが経験したことだろう。あるとき不意に考えたのだが、成功している人(ここでは例えばお金を稼いでいる人)アーティスト、デザイナーどんなものの捉え方をしているのだろう? もし、同じもしくは似たような物の捉え方が出来ればその人の向かう道に自分も進めるのではないかと考えた。(賢い人から見たら理論が破綻しているかもしれない。僕の中では筋が通っているつもり)
人はみんな意思決定をしていて、みんな脳を持っている。そして脳や意思決定の仕組みは変わらない。つまり、無意識をその自分の理想とする姿に近づけるとその理想の姿に近づけるわけだ。
まだまだ書きたいけど、時間が押しているから今日はここで話を終えたいと思う。ここまで読んでくれてありがとう。だいぶ言いたいことがごちゃついてるけど、何かしら、なるほどと考えたことや吸収してくれたことがあればうれしい。僕は同じような考え方や自分と同様に夢やなりたい姿があってそれに向かって何とか日々努力している人とつながりたいと考えている。何か僕に似たものを感じてくれたなら、仲間になってほしいし、君の力を貸してほしい。2025/07/08 am6:31