剣道歴20年、いざ検定試験へ──学び直しの道
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剣道を始めてから、もう20年が経ちます。
道場の子どもたちに教える立場にもなり、日々の稽古は生活の一部。
それでも、「検定試験」という言葉を聞くと、心がピリッと引き締まります。
今回挑戦するのは、剣道指導者資格の検定試験。
長く続けてきたからこそ「今さら試験?」と思う方もいるかもしれません。
でも、20年の経験はあくまで「現場の感覚」。
それを理論で裏づけ、正しい形で次世代に伝えるためには、
こうした学び直しの機会が欠かせないのです。
座学と実技、両方の壁
試験は大きく分けて、筆記と実技の二つ。
筆記では、剣道の理念や審判法、指導法などの知識を問われます。
改めてテキストを開くと、知っているつもりで曖昧だった部分が
次々と見えてきます。
「20年やってきたのに…」と苦笑しながらも、
新しい発見に心が少しわくわく。
実技では、基本動作の正確さと、立ち居振る舞いが問われます。
普段の稽古では自然にやっていることも、
「正しい形」として見られる場では、細部まで意識が必要です。
竹刀の角度、足さばき、間合い──
小さなズレが積み重なると、全体の印象も変わります。
試験を通して見えたもの
本番当日、道場仲間からの「頑張って!」という声に背中を押され、
緊張と集中が同居する時間を過ごしました。
結果はまだ分かりません。
でも、試験勉強を通して、剣道の原点に立ち返ることができたのは
何よりの収穫です。
剣道は「生涯修行」。
20年続けても、まだ知らないこと、深められることが山ほどあります。
検定試験は、そのことを静かに、でも確かに教えてくれました。