【元島純貴】フリーランスは「伴走者」である
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皆さん、こんにちは。フリーランスエンジニアの元島です。
Wantedlyのストーリーを読んでくださり、ありがとうございます。この時期、新しいプロジェクトが次々と立ち上がり、スタートアップ企業の熱気に触れる機会が増えています。
私は現在、複数のスタートアップの技術顧問や開発パートナーとして、サービスの立ち上げからグロースまでを支援しています。彼らの事業に対する情熱や、ユーザーに届けたいという強い想いに触れるたび、私自身のエンジニアとしてのモチベーションもぐっと上がります。
そこで、最近感じていることがあります。
フリーランスのエンジニアは、単に「技術を提供する人」ではない。私たちは、クライアントという「ランナー」に寄り添い、共に走り続ける「伴走者」であるべきだ、ということです。
ランナーは、夢に向かって全力で走ります。
彼らは、時に壁にぶつかり、道に迷い、立ち止まってしまうこともある。そんな時、伴走者である私たちの役割は、ただ「技術的な解決策」を提示するだけではありません。
彼らのビジョンを深く理解し、その夢を叶えるために、どの技術を選択すべきか、どの道を進むべきか、一緒に考える。
時には、立ち止まった彼らの背中をそっと押してあげる。
時には、遠回りしても、より良い景色が見える道を提案する。
それが、私たちの仕事だと思っています。
先日、あるスタートアップの経営者から、こんな相談がありました。「この機能は、技術的に可能でしょうか?」「この機能があれば、もっとユーザーに喜んでもらえると思うのですが、予算的に厳しいかもしれません…」
彼の熱意と、現実的な課題との間で揺れ動く姿を見て、私はただ「できます」と答えるだけでなく、彼のビジョンを達成するための複数の選択肢を提案しました。
「この方法なら、コストを抑えながら短期間でリリースできますが、将来的な拡張性は少し劣ります」 「この方法なら、少し時間はかかりますが、将来のグロースを考慮した堅牢なシステムを構築できます」
彼の「夢」と、現実的な「制約」の間で、最適なバランスを見つけ出す。それもまた、伴走者としての重要な役割です。
そして、最終的に彼が選んだ道は、多少の苦労があっても、未来を見据えた選択でした。その選択を尊重し、共に汗を流しながら、システムを創り上げていく。
フリーランスとして働くことは、こうした個々のランナーとの深い関係性を築き、彼らの成長を間近で見守れる特権でもあります。彼らがゴールテープを切ったとき、それは私自身の喜びでもあるんです。
これからも、一つ一つの出会いを大切に、クライアントの夢という名のマラソンを、伴走者として走り続けていきたいと思っています。