ピラティスに通う頻度と最適な時間は?筋トレとダイエット効果を比較
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ピラティスにこれから通おうと思っている方もいるでしょう。
本記事ではピラティスに通う頻度や1回あたりの時間、ピラティスと筋トレのダイエット効果の違いについて解説していきます!
この記事を読めばピラティスに対しての不安なことやダイエット効果についてがわかります。「ピラティスを始めてみたい」と思っている人はぜひ最後まで読んでみてください!
ダイエット目的でピラティスに通う頻度は何回が効果的?
ピラティスは継続して行うことで効果を発揮します。
ダイエットにおすすめなピラティスの頻度を3つご紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう!
最初は月4回から始めてみる
最初は月4回ほどの少ない回数から始めて、筋力や柔軟性を伸ばしていきます。
頻度を上げて負荷をかけると怪我のリスクが上がるため、慣れないうちは少ない頻度で体を慣らしていくことからスタートしましょう。
少ない頻度で行う場合、呼吸や姿勢を日常から意識をして過ごすと、レッスン以外のときでも体づくりが身につきます。ピラティスや運動未経験者の場合、少ない回数でもダイエット効果に期待できますよ。
慣れてきたら週2~3回に増やす
基本的な動きができるようになったら、回数を増やして週2〜3回にしてみましょう。この段階で、筋力や柔軟性が向上しているため、頻度を少し上げても怪我をしにくくなります。
1番効果を実感しやすいのは週2〜3回です。
ピラティスはマット1枚分の広さがあれば自宅でも行えるエクササイズなのも嬉しいポイント。レッスンで習った正しいフォームで行うことで、回数が少なくても効果を実感しやすくなります。
もっと通えるようになったら週4~5回に増やす
筋力や柔軟性がしっかりと備わったら回数を週4〜5回に増やしてみましょう。ただし、週5日以上にしてしまうと身体に疲労が溜まりやすくなるため、休息日を設けることも大事です。
頻度を増やす際には注意が必要です。過度な頻度で行うと逆に体の負荷が増えるため、自分の体調と相談しながら行うようにしましょう。
ダイエット目的のピラティス1回あたりの最適な時間は?
ピラティスの最適な時間は1回あたり30分から1時間とされています。しかし、いきなり1時間から始めてしまうと怪我をする恐れがあるので、無理せずに短い時間からスタートするのがおすすめです。
例えば最初は週に1回、30分ほどピラティスを行い、慣れてきたら1回の時間を1時間に伸ばすなど、少しずつ時間を増やしていくと、無理なく自然にピラティスの時間を増やせます。1回あたりの時間は30分から1時間を目安に始めていきましょう。
少ない頻度でピラティスのダイエット効果を出すには?
ピラティスは効果を上げるためには質が大切になってきます。
少ない頻度でもピラティスのダイエット効果を高めるポイントをご紹介します。
ピラティスは質が大切
ピラティスの効果を最大限に発揮するには、質を高めることが重要です。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えるエクササイズであるため、少ない頻度でも効果があります。
ピラティスは身体を強化するだけでなく心身のバランスを整えます。
回数や時間ばかりを考えるのではなく1回1回身体の奥底まで意識を向けて、正しい動き、腹式呼吸で呼吸を意識し、質の高いエクササイズを行うことでピラティスの効果を引き出すことができます。
食生活や生活習慣を工夫する
食生活や生活習慣を見直すこともピラティスの効果を発揮させるためには重要なことです。
以下の3つのことに注意が必要です。
・栄養バランスの摂れた食事をとる。
・水分補給をしっかりとする。
・十分な睡眠をとる。
栄養バランスの摂れた食事をすることで、必要な栄養素を摂取し食事の質を高め、健康的にダイエットをすることができます。
また、エネルギー不足の状態でピラティスを行うと筋肉を分解してエネルギーを得ようとしてしまうため、筋肉が減ってしまいます。
水分補給をすることによって脱水症状や体調を崩しにくくなります。エクササイズ中は30分ごとに水分を摂り老廃物を排出し、血流の流れを良くしましょう。
睡眠は体を休ませるためには重要な役割を担っています。休息をとることで疲れた体を回復させます。
これらのことを意識して行うことによりピラティスの効果を十二分に発揮させることができます。
ピラティスと筋トレのダイエット効果の違い
ピラティスと筋トレではダイエット効果に違いがあるのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、ピラティスと筋トレのダイエット効果の違いを2つ解説していきます。
ピラティスのダイエット効果
ピラティスは脂肪を燃焼させる有酸素運動のエクササイズであるため、身体の引き締めにつながります。比較的筋肉への負荷が低いため、運動をあまりしない人でも取り組みやすいです。
ただし、姿勢が悪いと痩せにくいため注意が必要です。日常生活で姿勢が悪いと、せっかく骨格を整えてもボディラインがきれいにみえません。
姿勢を改善させることで、腰痛や肩こりなどの身体の不調を起こしにくくさせる作用もあります。
筋トレのダイエット効果
筋トレは即時的なダイエット効果ではなく継続して行うことで効果が現れます。筋トレを行うことで基礎代謝を上げ、消費カロリーを増やします。
ただし、筋トレは身体に対する負荷が高いため、少ない回数で低い負荷をかけることから始め、できるようになったら増やしていくことで、無理をせず継続していくことができます。
器具を使わず家でもできるものも多いため気軽にできます。
例えばスクワット、ヒップリフト、クランチ、腕立て伏せなどがあります。
筋トレは正しい姿勢で正しい筋肉を使うことで、その効果を十分に得ることができます。正しい姿勢をキープするためには鏡を見て、自分のフォームを確認しながらやることで正しい筋肉も同時につかうことができます。
こうしてピラティスと筋トレを比較してみると似ているところがたくさんありますね。それぞれを並行して行うことで更なる効果が見込めますが、自分を追い込みすぎると身体を壊しやすくなるため、自分にあったトレーニング方法でやっていくことをおすすめします。
ピラティスで実感できる効果は?
ピラティスを行うことで様々な効果が得られます。
ここでは、ピラティスの嬉しい効果を3つ解説します。
継続することで見た目の変化が感じられる
ピラティスは効果が出てくるのが10回からとされています。
10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で全てが変わります。
ピラティスを始めてから、「痩せた?」「綺麗になった!」と言われる機会が増えたという人も多く見られます。
即効果が出るわけではないため継続して行なっていくことが大事です。
ピラティスは姿勢改善やインナーマッスルを鍛えられる
ピラティスは身体の内側を意識してエクササイズをすることで姿勢改善やインナーマッスルを鍛えることができます。
インナーマッスルを鍛えることで、骨を支える筋肉が増えるため、骨の歪みが治り姿勢改善にもなります。
姿勢が良くなるだけで、見た目の印象が一回り以上若く見える嬉しい効果も。それだけでなく、腰痛を防ぐことができるなど、ピラティスでインナーマッスルを鍛えることにより、美容と健康のメリットを得られます。
ストレス解消につながる
ピラティスは腹式呼吸を意識しながら行うため、頭や体を活性化させる働きがあります。終わった後に頭の中をクリアにさせ、体もすっきりとすることで活力が満ちあふれるでしょう。
また、深く呼吸を行うことで自律神経を整え、普段はあまり動かさない筋肉を動かします。そうすることにより血流がよくなり、ストレス解消へとつながります。
まとめ
今回はピラティスの頻度と最適な時間やダイエット効果について解説してきました。
ピラティスは少ない頻度でも日頃から姿勢や呼吸の仕方などを意識することで効果をより実感できます。しかし、すぐ効果が現れるわけではないので、継続してピラティスをおこなっていく必要があります。
ピラティスをしていく上では、楽しんで取り組むことも大事です。「こういう自分になりたい」といった目標を立てて、ぜひピラティスをやってみてください。