異業種からなぜデザイナーに?
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自然が好きで環境問題に興味があって入学した東京農業大学で森林生態学や環境教育を学び、学童のバイトで子どもと触れ合うことが好きだったため卒業後は環境教育事業に従事しました。
仕事の中で、最初の方にillustratorだけ渡されて「勉強して作っといてね」。そこから意図せず私のデザイン学習が始まりました。
約4年間半、様々なものをデザイン制作させてもらいました。
チラシ、ポスター、パンフレット、プレゼン資料、A1サイズの展示パネルや展示キャプション、昆虫図鑑まで…。メインの仕事でないにもかかわらず熱中していました。
環境教育は、子どもたちに伝えることで自然の魅力を知って好きになってもらって、環境問題に関心を持ったり問題を解決したいと思ってくれる人にさせることがゴールでした。
「デザイン力」が高いものを作るほど、なにかが伝わっていくことを実感していたので、デザインに多くの時間を投下していました。
また、クライアント様や同僚に「スクールで勉強したの?」ととても褒めてもらえたり喜んでもらえたことが、楽しく独学を続けられた理由だと思っています。
環境教育の仕事を辞め、夢だった留学とワーキングホリデー、さらにヨーロッパ5ヶ国旅行まで叶えました。
2024年に帰国し、期間限定で海外展示会のお仕事をしながら、日本でのキャリアをどうしようか真剣に考えました。
そのときに、好きだったデザインはどんな仕事においても必要になる力だと確信し、しっかり学びたいと強く思うようになりました。
最初はムサビの通信でデザインを学ぶことを考えていましたが、その時は年末でまだまだ時間がある。
それなら、と思い、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでWebデザインを専攻。
グラフィックをやらせてもらっていたし紙が大好きなのですが、これからの時代Webはとても需要があると感じたこともWebデザインを専攻した理由の一つです。
Webデザインはグラフィックと異なり苦労することも沢山ありますが、自分の中に「創る喜び」があったり、クライアントワークとしてお仕事をさせていただく中でやはりクライアント様に120%満足していただいている実感にやりがいを感じます。
トレーナーさん達からも、今まで培ってきた引き出しの多さや圧倒的な作業スピードを評価してもらえています。
Webデザイン学習6ヶ月で制作したポートフォリオサイトと制作物を見ていただけると嬉しいです。
https://minami--design.studio.site/
卒業制作を前倒し、現在クライアントワークや追加受講を行いながら転職活動を始めました。
会社のVISIONや今後やりたいことと、私のやりたいことがマッチしたうえで、前職からの経験や今・これからのデザイン力とその成長をもって貢献できる場所を探していきたいと思います。