映像の無限の可能性
Photo by Ross Sneddon on Unsplash
映像とひとことで言っても、その形はさまざまだ。
映画、ドラマ、CM、ミュージックビデオ、広告。
私は物心ついた頃からドラマと音楽に夢中だった。
少し成長すると映画の世界にも踏み込み、さまざまな作品に触れてきた。
ゲオでDVDを借りて家のテレビで観ていた日々。
Netflixに契約してスマホの小さい画面で観ていた日々。
パソコンを手に入れて大画面で観れるようになった日。
映画を観たいがために普通のテレビではなくサブスクが観ることができるテレビが欲しいとお父さんにねだったあの日。
留学中、1人部屋で映画を観た日々。
友達とわくわくしながら映画館で映画を観た日。
友達とお泊まりしてお家映画館をした夜。
もはや、映像は私の日常そのものだった。
そのような作品たちは、私の過去を映し出し、今を支え、未来に希望を持たせてくれた。
そこで出会った数々の知識・場所・そして言葉。
映像作品には、知らない世界を見せ、そこへ連れていき、私たちに擬似体験させてくれる力がある。
音楽を聴きながらその物語の主人公になった気分に浸ったことがある人、「なんだか映画みたい!」と興奮したことがある人なら、きっと共感してくれるはずだ。
まるで自分が体験した記憶のように懐かしさを感じさせてくれる時もある。
映像は、
凝り固まった考えをほぐしてくれる場所であり、
新しい視点を与えてくれる場所であり、
ワクワクさせてくれる場所であり、
胸の奥に眠っていた気持ちに向き合わせてくれる場所でもある。
場所、撮影方法、照明、編集、表情、音楽、色、服。
組み合わせ次第で多様な表現ができて、逆を言えば様々な捉え方も可能だ。
言葉がなくても表現することができて、
逆に言葉をより明確なものにしてくれるのもまた映像だ。
あなたが大切にしているその考え、出会いは、もしかしたら偶然出会った1つの映像がきっかけかもしれない。
映像はたくさんの可能性があって、面白い。これからもたくさんの出会いが楽しみだ。