ここで学び、今は教える側へ ~生徒からインターンとして働く~
1,自己紹介
こんにちは!明星大学理工学部4年の宮野晃汰と申します。
私は、小学5年生の頃から進学塾フォース(当時の集団指導名称)に生徒として通い始め、高校3年生までの約8年間、この塾で学び続けてきました。
特に高校生の頃は、個別指導で手厚いサポートを受け、学習面でも精神面でも大きく支えていただきました。
大学進学後は、先生や先輩講師からの誘いもあり大学1年生からアルバイト講師として勤務し、生徒の立場から講師の立場へと変わりながら、塾との関わりを深めてまいりました。
この藤野校は、ポラリス(セカンドチャレンジ)の“原点”であり、全9校舎の中でも最初に誕生した創業校舎です。
私自身も、ここで代表・石塚先生の授業を直に受け、たくさんの刺激と学びを得た生徒の一人です。そんな思い入れのある場所で、今は講師として生徒たちに向き合えることに、大きなやりがいと責任を感じています。
そして今年4月からは藤野校でインターンとして勤務しております。
2,インターンに応募した理由
今回は、なぜ私がインターンに応募しようと思ったのか、その理由を2つ書いてみようと思います。
まず1つ目。
私は今、塾の講師としてアルバイトをしています。教えることってすごく楽しいんです。生徒が「わかった!」って顔をしてくれる瞬間とか、テストの点数が上がって嬉しそうに報告してくれたり、そういう瞬間が本当にやりがいを感じるんですよね。
でももちろん、うまく伝えられなかったり、思うように成績が伸びなかったり、悩むことも多いです。その難しさも含めて「もっと上手くなりたい」って思えるし、それが自分にとって大きな成長になってるなと感じています。
だから、もっと実践的な経験を積みたいと思い、インターンにチャレンジすることにしました。
そして2つ目の理由は、今のバイト先で社員の方たちとも仲良くさせてもらっているから。普段から話しやすい雰囲気があって、いろんな相談も気軽にできるんです。そんな環境なら、インターンとして働くことになってもきっとやりやすいし、自分らしく学べるんじゃないかと思いました。
以上が、私のインターン応募の理由はこんな感じです。
少しでも成長できるきっかけにできたらいいなと思っています!
3,インターンをして良かったこと
塾講師の仕事って、正直やる前は「授業して、ちょっと準備して終わり」くらいに思ってました。
でも、実際にやってみると全然そんな単純な話じゃありませんでした。
まず、授業以外にもやることがめちゃくちゃ多い!
電話対応に始まり、シフトの調整、生徒や保護者との面談資料の準備とか。
「え、こういう仕事もあるんだ」っていう場面がたくさんありました。
正直、最初はちょっと驚いたし、戸惑うこともありましたが、逆にこれってインターンをやらなきゃわからなかったことなんです。
ただの“教えるバイト”だと思っていたが、実はもっと“職場としてのリアル”を感じられる貴重な経験だったなと思っています。
4,初めての集団授業!
普段は個別指導の授業を担当している私ですが、インターン中に初めて「集団授業」を経験しました。
これが想像以上に難しくて、正直かなり衝撃でした。
最初は、正社員の先生方の前で模擬授業をすることになって、「まぁ個別はやってるし、ある程度はいける」なんて、ちょっとだけ自信あったんです。
でも、いざやってみたら全然うまくいきませんでした。
「集団には集団の難しさがある」って、身をもって実感しました。
そこで一度、ベテランの先生の授業を見学させてもらうことになりました。
その授業が本当にすごくて、「あぁ、ここまで考えて準備してるんだな」と気づかされました。
それから私は、ノートに板書の内容を整理して、家で声に出して何度も練習しました。そして、「今度こそはうまくやるぞ!」と、しっかり準備して臨んだ2回目の模擬授業。
結果は…前回よりも良くて、先生から「すごく良くなったね!」とお褒めの言葉をいただきました。 準備して良かったと、心から思えた瞬間でした。
その日のうちに、実際に生徒の前で集団授業も担当しました。
もちろん反省点はたくさんあったが、模擬授業通りに大きく崩れることなくやり切れたのは、自分の中で大きな自信になりました。
この経験を通して、「準備って大事だな」と改めて実感しました。そして「挑戦して良かった」と素直に思えました。
5,バイトと正社員の違い
インターンを通して、改めて感じたことがあります。
それは 「仕事の多様さ」と「責任感の重さ」が、バイトと正社員とではまるで違う ということです。
バイトのときは、基本的には個別授業を担当するのがメインの仕事です。
もちろん、それもすごく大事な役割ですが、正社員の先生たちって、その授業に加えて、電話対応、保護者対応、シフト管理、生徒面談の資料作りなど…本当に幅広い業務を抱えていました。 改めて「すごいな」と思いました。
そして何よりも大きく感じたのは「責任感」。
正社員の先生たちは、いわば“教室のリーダー”という立場です。
生徒や保護者の方からの信頼を一身に背負って、その教室全体をまとめている姿を間近で見て、「自分もいつか、こうなれるかな」と考えるようになりました。
お子さまをお預かりする立場として、もっともっと責任感を持って仕事に向き合わないといけないなと改めて実感しました。
私も、かつて先生方に支えてもらったように、今度は 「生徒一人ひとりの可能性を信じて、全力で向き合う存在」 になれるように、これからも本気で取り組んでいきたいと思います。
6,インターンを考えている人へ
今回のインターン、本当にいろんな経験ができて、すごく充実した時間になりました!
授業はもちろん、教室運営に関わる仕事や、先生方の授業を見て学ぶ機会など、ただ「働く」だけじゃなくて、たくさんの学びが詰まっていて。自分の成長をしっかり感じられるインターンだったと思います。
そして何より、正社員の先生方が本当に優しくて丁寧です。
わからないことも、戸惑っているときも、あたたかく教えてくださって、「ここで頑張りたい」と自然に思えるような環境でした。毎週、気持ちよくインターンに通えたのは、そのおかげです。
もし少しでも興味があるなら、迷わず参加してみてください!
きっと得るものがたくさんあるはずです!