本物と偽物
日本人ってのは、宗教という言葉に凄く嫌悪感を持っていますよね。
にもかかわらず、普段の礼儀作法等の中や、考え方には非常に多くの宗教観が刷り込まれています。
私は以前僧侶として勤めていたぐらいなので、宗教という言葉に抵抗はありませんでした。
ただ入寺してずっと気になっていたのは、事件を起こすようなカルト宗教とそうじゃない宗教の違いや見分け方です。
そんな話を先輩たちとしていた時に教えていただいたのがこの話です。
「お釈迦様は、人に話をする時、ものごとを安易に信じるのではなく、自ら確かめ判断するようにって教えたらしいよ。それが本物と偽物の見分け方ちゃうか?」
という話でした。
要するに、本当にこれは正しいのかな?と考えさせる猶予を与えるかどうかということです。
確かにニュースを観てると、霊媒師を名乗る人が被害者に対し外部と連絡を絶たせてから、施術と偽り性的暴行に及ぶというものであったり、分かりやすいところで言うとオレオレ詐欺、美容系クリニックが今だけ〇〇%オフで、今契約できないなら割引適用されないと営業をする。
こんな話も近しいものがあるのではないでしょうか。
人をだますときには、多くの場面で考える猶予や手段を与えず、正しい判断をできなくするという状況が作り出されているんじゃないでしょうか?
みなさんは悪い人に騙されないように、考える癖、相談相手、時間的猶予等何かを必ず備えるようにしましょうね。 なむなむ
最後に拝まれるヒデちゃん置いときますね。