人生の決断
千葉県船橋市 1988年11月19日生まれ 中山 遼
小さいころ、父親の膝に座りながらテレビを見ていると、かっこいい人たちが助けを求める人たちのために一生懸命働く姿を見ました。
私は父にこう聞きました「この人たち何してるの?」
私は父から「消防士」という人たちと聞き、子供ながら、僕はかっこいい消防士になるんだと誓いました。
そこからすべてが消防士になるための行動となり、大人となった私は晴れて消防士になることができました。
勤続16年・・・。
結婚し子供がいる私は、独身の頃の目標と今の目標のギャップに気づきます。
独身の頃は、自分の夢を追ってがむしゃらに走り続け、消防士という夢が叶った後、次なる夢を追っています。しかし、家族ができその次なる夢がはっきりとしてきました。
家族には幸せになってほしい・・・。震災が起きた時、私は家族のそばにいれない・・・。仕事が休みでも、常に震災のことを考えてい生きる毎日・・・。いろいろな感情が頭をぐるぐる回り、ここで仕事を辞めることを考え始めます。
そんなおりに、子供が来年小学生になるタイミングを迎えます。共働きである私たちは、帰りが遅く帰宅した子供たちはどうするのかについて考えます。学童保育も考えましたが、仕事が終わる時間が遅く学童保育では子供はおろか先生たちにも迷惑をかけてしまいます。
このタイミングで私は、仕事を辞めることを決意します。もともと、消防士の仕事環境には疑問に思う点が多々ありましたし、何といっても、休みが休みでなかったり。心身ともに疲弊し子供と遊ぶ気力がキープできない。家族にとって良くない事ばかりと思っていました。
辞めて次はどうするか・・・。
在宅で私が好きなこと、それが動画編集や撮影でした。在宅で仕事ができれば、小学校から帰宅する子供にご飯を作って待っていてあげれる。
しかし、結局お金がないと話にならない。
私は、動画編集で稼げるように日々勉強、クライアントワークを継続し、みんなが喜んでいれるような環境を作りたいし、提供したいです。
そんな想いで今自分の決断と向き合って、必死に戦っています!
最後まで見ていただきありがとうございました。