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つくばと筑波の未来を考えて

昨年の2月につくば西武百貨店が閉じて今年の春にはイオンが無くなり、ロイネットは飲食関係がゼロでオークラは老朽化が目立つ。
そしてエキスポセンターはもはやノスタルジーしか感じられない…

これが80年代に最先端の国際科学都市として生まれたつくばの現状です。
ですがセンター周辺の再生計画へのグランドデザインは今日現在描かれておらず、これでは過疎の村や'70年代のニュータウンと同じになってしまう!

そんな想いを抱く筑波大学の同窓らが集まって『つくりば』(つくばリバイバルプラン)を立ち上げることになりました。

『つくりば』は研究学園界隈を商・官公庁都、センターを学都とと位置付けて複眼構造とし、センターを春日エリアまで含めたワイドレンジで考えていきます。

センターを活性化させるために3つの事をテーマに話し合います。
① 学都かつ国際研究都市に相応しい、筑波大学を利用した仕掛け
 (ベンチャーや国内外大学とのスーパー連携体制の構築への道筋)
② センター界隈の街づくりについて
 (人口増減予想と空家問題、二次交通への対応について)
③ 農産物と科学を活かしたインバウンド等への対応
 (観光資源の発掘・整備や機能的に発信の仕方について)

単に提言をするだけではなく社会人しての人脈を駆使して、市や県、文科省や国交省にも働きかけていきながら実行のサポートもしていきます

ですが、テーマが大き過ぎて難しいという声が上がってきました。

そこで、1つずつ分かり易くして、着実に実行していこうと思っています。
そこで、最初のゴールを『つくばを英国オックスフォードと同じような、大学と街がカオスになった場所にする』ことを目標に掲げることにしました。

そのために、まずは大学の持つATフィールドの位相空間を中和することから始めます。
なんのこっちゃ?となりそうですが、答えは簡単です。
10か所ある学食の管理運営権を業者に渡すのです。そして外の人がお昼を食べに来て、ママ友がアフタヌーンティー(関西風に言うとお茶をしばく)を楽しむ環境を創ります。
そうすれば朝晩に犬を連れた人や、「小さい頃は大学の敷地で遊んでた」というサイエンスシティらしいお子様が大量発生します。

続いて大学カオス化の一歩として、センター付近にも常設教室を作って4年間で何回かそこに行かないと必修単位が取れないようにします。(最終的には東京駅や秋葉原にも必修ポイントを設けていく)
これで学内の民族大移動は学外へも波及して、出不精な人々はアクティブな人々へと生まれ変わります。
移動の手段もイタリアなんかで走っているゴムタイヤのLRT(路面電車)にしてしまい、大学のブランディングと脱チャリ環境を構築していきます。(私がいた頃はモノレール構想という噂がありました)

最後の仕上げは大学寮65棟4,000室の整理。春日エリアは病院があるので一部は長期付添患者のための民泊へ。体専に近いところは、中高生の交流のために同じく一部民泊へ。残りはちょっとずつリノベやリフォームしながら学生寮&シェアハウス&社宅へ。そして各宿舎に風呂を再設置するか、敷地のどこかにスーパー銭湯クラスの本格露天付きの風呂を設置して一般開放もする。

ここまでやれば不動産屋が寄ってくると思うので、大手のマンション業者に定期借地権付分譲マンションを敷地内に作って貰えば、徐々にカオスになってくる訳です。(定借なら購入費が安いので若い人が買い易い)

そして上に書いた①~③が出来るようになるという発想です。
できるのこれ?と思うでしょうが、やるんです!!
これから少子化が進むと、大学の統合が必ず起きます。その時に独自のワールドと面倒臭い資産状況にしておけば誰も触る気がしなくなって残るか、ウチがメインになって他校を吸収する可能性は上がります。

この荒唐無稽なゲリラ作戦。
実は大学の理事の先生ほかとも話してまして、賛同を得ていたりします。(勿論先生の狙いはもっと高尚ですが)
風呂の設計というマニアックな所でも、何でもいいので、手伝って下さる方をWanted !!
一緒にアホな見果てぬ夢を見ましょう!

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