Python初学者がAIと一緒に作った「血圧記録」アプリ ~ユーザー視点で考えたプロダクト開発~
Photo by Amy Hirschi on Unsplash
今回は、私がポートフォリオとして開発した「血圧トラッカー」アプリについてご紹介します。
これは、AI(Copilot)と一緒に、FlaskとSQLiteを使って開発したシンプルな健康管理アプリです。血圧のデータを記録・編集・削除できるほか、Chart.jsを使って視覚的に推移を確認できるようになっています。
なぜこのアプリを作ったのか?
きっかけは、身近な家族が高血圧と診断され、日々の記録管理に苦労している姿を見たことでした。
「もっと気軽に、簡単に血圧を記録して変化を把握できるツールがあればいいのに」
そんな思いから、血圧トラッカーの企画をスタートしました。
私はこれまで、カスタマーサポートや業務改善の経験を通じて、「人の困りごとを仕組みで解決する」ことにやりがいを感じてきました。このアプリも、まさにそうした姿勢を形にした取り組みです。
使用技術と開発へのこだわり
🚀 使用技術
- Flask(Python)
- SQLite
- Chart.js
📌 インストール & 実行方法
git clone https://github.com/MaiHirahara/-blood-pressure-tracker.git
cd -blood-pressure-tracker
pip install -r requirements.txt
python app.py
開発では、誰にでもわかりやすく、操作しやすいUIを意識しました。特に血圧データのグラフ表示にはこだわり、Chart.jsを使って視認性を高めています。
Copilotと共に、
「なぜこのコードなのか?」
「他にもっと良い方法はないか?」
「こっちよりもこっちのコードじゃだめなのか?」
「この箇所でエラーが出るから、ここの修正が必要か?」
と対話と試行錯誤を繰り返して開発を進めました。
学びと今後の展望
この開発を通じて、以下のような力が身についたと感じています:
- 「誰のための機能か?」を考えるユーザー中心設計の視点
- 試行錯誤しながら作る実践力と仮説検証力
- AIツールを活用する際の判断力とリスク意識
現在は、より実用的なWebアプリケーションとして公開できるよう、ユーザーごとにデータを管理するための識別機能の追加や、CSVエクスポート機能の実装など、利便性を高めるための改良を検討中です。
仕事への想いと、この経験の活かし方
今回のプロジェクトは、品質保証職やカスタマーサポート職を志望する私にとって、ユーザー体験や課題解決に対する意識を深める貴重な機会となりました。
今後は、プロダクトの品質やユーザー満足度を高める仕事に携わりながら、「困りごとを見つけ、解決につなげる力」をさらに磨いていきたいと思っています。